行きつけのイケガミさんのお店には、いろんなロードスターが入ってくるんだけど、どのクルマもオーナーの個性がよく表れていて、つい「いいねッ!」なんて見てる方まで楽しくなっちゃう。

  それは整備するイケガミさんも同じようで、オリジナルを保った初期型1600のプラグの焼け色を見るときも、オーバーフェンダー公認で機械式LSD組んだ、競技車顔負けのようなクルマの車高を微調整しているときも、どちらも同じように優しい顔をしてボンネットに顔を突っ込んでる。

 もちろんそれを見守っているオーナーもどこかニコニコ缶コーヒーをかたむけていて……自動車生活の機微って、こうした日常の点検整備にもあらわれるものなんですよね〜。
 人とクルマ、人と人。ロードスターってそんな生活を運んでくれる、最高のパートナーのように思えてならない今日この頃です。