1.SSでの24カ月点検容認か |
2.平成8年度第1・四半期に全国の自動車整備相談所に寄せられた相談件 数は55件 |
3.空港内で車整備,7日間駐車タダに「出張,旅行中に車検・点検整備」 |
4.損保の「部品補修キャンペーン」について |
10月9日付けの燃料油脂新聞によると,「法定6カ月点検整備が消滅して以降,SSの技術サービス低下が目立つといわれているが,関係筋によると,規制緩和の一環として,来年にはSS店頭整備でも『2年車検』(24カ月点検)まで容認される動きが伝えられており,再び技術サービスの構築が必要になっている。とりわけ,ユーザー車検をSSへ委託するユーザーが増えているなど,ドライバーがSSへ技術サービスを求めるニーズが強まっていることから,技術力の弱いSSは顧客を引きつける魅力に欠ける時代に入ろうとしている」と,SSの24カ月点検整備容認についての報道をしている。
燃料油脂新聞記事は「資料1」のとおり。
平成8年度第1・四半期(8年4〜6月)に全国の各自動車整備相談所に寄せられた相談件数は55件となった。このうち,整備関係は38件,販売関係は5件,その他12件となっている。
主な相談事例は「資料2」のとおり。
新聞報道によると,「日本航空は自社で発行しているクレジットカードの会員向けに,羽田空港施設内にある関連会社の自動車修理工場に整備を頼むと,1週間まで無料で車両を預かるサービスを開始した。出張や旅行中に預けておけば,点検・整備を頼んでも駐車料金より安くなる。」というもの。
10月2日付けの日経産業新聞は「資料3」のとおり。
(社)日本損害保険協会では,「自動車ユーザーの経済的負担を軽減し,併せて修理可能なものについては,修理・再生することによって,資源の有効利用と産業廃棄物問題の解決に寄与する」ことを本旨とする,平成8年度第1回「部品補修キャンペーン」(6〜7月実施)の結果と第2回同キャンペーンの実施計画を発表した。
第1回キャンペーンでは「樹脂バンパーの補修件数は131,384件,フード(ボンネット)68,535件,フロントフェンダー148,102件,ドア141,840件」という結果となった。
平成8年度第1回「部品補修キャンペーン」の結果と,第2回実施計画は「資料4」のとおり。