日米自動車協議点検会合,米国側は専門整備士の新設などを要求し終了 |
平成9年運輸大臣表彰,東整振から5名が受彰 |
日米自動車合意,米自動車メーカーの事業拡大に寄与 |
リコール28年ぶり200万台 |
11月の行事予定(10月28日現在) |
事務局情報前号においても一部お伝えしたように,日米自動車協定の実行状況を点検するための年次会合が10月7日から3日間の日程でサンフランシスコにおいて開催された。
一部ニュース速報(10月7日付)では,「米政府は,日本での米国車販売網の拡大のため,サービス工場を併設した自動車ディーラーの立地を規制している都市計画法の規制緩和などを要求。米国製補修部品の日本市場参入を促すため,自動車整備士の新たな資格制度を設けることを求めている。 米政府は住宅地に設置するサービス工場の広さが規制されていることが,米国車を扱う販売店の新設を妨げる要因になっていると主張。(1)幹線道路周辺のサービス工場設置規制の緩和(2)住宅地に指定された区域に工場を設ける際に必要な自治体の認可手続き簡素化……などを主要な要求に掲げている。また,自動車整備士については,ブレーキ駆動系など「重要保安部品」の一部だけを扱うことができる新たな資格を設け,米国製補修部品の購入層を広げることが必要としている。日本側も整備士資格に関する米側の主張を検討する余地があると判断しており,今回の会合では継続協議する意向を示すとみられる。」と報道している。
また,点検会合最終日の10月9日付けの報道では,「米政府は日本の自動部品市場の規制緩和の遅れや,米国車の日本での販売低迷に強い懸念を表明した。米側は今回の会合で(1)運輸省の認めた整備工場でしか扱えない『重要保安部品』からブレーキを除外する(2)整備作業の範囲を限定した自動車整備士資格(専門整備士)の新設…を重点要求。日本側は整備士資格の緩和は検討する意向を示したが,ブレーキについては拒否した。日本側は『実務的に協議し,米国の理解も得られた』としたが,米国側は『日本が市場開放や規制緩和で新たな対策を示さなかったことに失望している』と不満を表明,自動車摩擦が再燃する火種は残されたままになった」としている。
日米自動車協議点検会合に関する報道記事は「資料1」のとおり。
去る10月27日(月),運輸省10階共用大会議室において,業界振興のために尽力されてこられた方々におくられる「平成9年自動車関係功労者運輸大臣表彰式」が執り行われ,東整振関係から5名の方々が受彰の栄に浴された。
◇平成9年運輸大臣表彰受彰者(順不同:敬称略)
大貫 和徳 大貫自動車(株) 〔墨田支部〕
鯉沼 太郎 (有)鯉沼誠輪 〔文京支部〕
多田 勲 (株)タマノ 〔豊島支部〕
青木 義雄 (有)青木モータース 〔台東支部〕
小野田英之 (株)小野田モータース〔足立支部〕
米大手自動車部品メーカー「テネコ オートモティブ」(本社イリノイ州)のマーク・フレッソーラ上席副社長は10月21日,都内で記者会見し,1995年6月の日米自動車合意の成果について,「日本におけるわれわれのビジネスを助けているのは確か」と述べ,同合意が,同社の日本での事業拡大に寄与しているとの見方を明らかにした。同社の日本法人によると,日本での売上高は,96年に前年比で3割強増加し,97年は4割近く増えるという。同社が日本で急成長しているのは,運輸省が95年秋,同合意を踏まえ,振動を抑える部品であるショックアブソーバーを,国の検査か指定工場での作業が必要な「重要保安部品」のリストから外したため。この結果,ガソリンスタンドなどでも付け替えが可能になり,同社の安価な部品が市場に出回りやすくなった。フレッソーラ氏はまた,来年中にも,日本にマフラーなど排気システムに関する研究所を設立する計画も明らかにした。日本市場に適した部品を設計・開発するためで,総投資額は約200万ドル。
今年度の国産車のリコール台数は,205万6,966台 (19件)となった。リコール届け出制度ができた1969年に記録した,過去最高の約256万台以来,28年ぶりに200万台を突破した。運輸省では,相次ぐリコールを重く見て,メーカーや業界団体に保安基準の徹底などを求める文書警告も検討している。今年度のリコールのうち,富士重工業は147万1,290台(5件)で,総台数の7割を占めている。
11/1土 村山大和支部マイカー点検教室 東大和 市役所
2日 村山大和支部マイカー点検教室 東大和 市役所
北多摩支部マイカー点検教室 国立 一橋大学前
11/3月 《文化の日》
北支部マイカー点検教室 王子 王子専門校 10:00
板橋支部マイカー点検教室 板橋 板橋専門校 10:00
多摩ブロック青研ボーリング大会 立川 スターレン 12:30
府中刑務所文化祭 府中 刑務所 10:00
4火 日整連企画部会 元赤坂 日整連 12:00
品川ブロック支部長会 渋谷 健保会館 14:00
関標協研修会 大手町 KKR HOTEL TOKYO 13:00
指定整備事業者講習資料作成打合せ 横浜 関東運輸局 13:30
練馬ブロック指定工場検査員勉強会 丸山 文化会館 13:00
5水 事務局プロジェクト 丸山 文化会館 10:00
6木 練馬ブロック支部長会 池袋 東方会館 16:00
雇用高度化会議 赤坂 安全自動車 12:00
町田指定部会総会及び研修会 箱根 湯本ホテル 14:30
7金 叙勲伝達式 霞ヶ関 運輸省 11:00
八王子ブロック支部長会 八王子 八王子支所 14:00
中企団体事務局長会職員交歓会 海岸 インターコンチネンタル東京ベイ 18:30
練馬ブロック指定工場検査員勉強会 丸山 文化会館 13:00
8土 村山大和支部マイカー点検教室 東村山 市役所
村山大和支部マイカー点検教室 武蔵村山 市役所
北武支部マイカー点検教室 田無 産業まつり会場
北武支部マイカー点検教室 小平市 福祉会館
杉並支部ボーリング大会 調布 調布スポーツセンター 18:00
9日 世田谷支部成城地区会 熱海 西熱海ホテル 15:00
調布狛江支部旅行会 越後湯沢
東清支部旅行会 千葉鴨川
村山大和支部マイカー点検教室 東村山 市役所
村山大和支部マイカー点検教室 武蔵村山 市役所
北武支部マイカー点検教室 小平市 福祉会館
10月 小杉隆議員早朝研修会 渋谷 東急イン 8:00
執行部会議 渋谷 建保会館 10:30
事務局ネットワーク説明会 丸山 文化会館 19:00
◇八丈、三宅検査主任者研修(~11/12)八丈島 9:00
11火 足立ブロック支部長会 錦糸町 東武ホテル 15:00
検査登録事務連絡会 四谷 陸運賛助会 10:30
12水 整商連企画委員会 元赤坂 整商連 13:30
13木 褒章伝達式 霞ヶ関 運輸省会議室 11:00
14金 自動車整備業雇用高度化推進委員会元赤坂 安全自動車 12:00
事業指導委員会 渋谷 日動火災 14:00
運輸省実態調査(八王子管内認証1、指定1)
TOSSNET説明会 国立 三自協 18:00
15土
16日 神整商まつり 横浜 神奈川産業会館 9:00
北武支部旅行会 下呂温泉
17月 中央審査委員会 元赤坂 整商連 12:00
多摩ブロック指定部会検査員勉強会 立川 グランドホテル 13:30
TOSSNET説明会 丸山 文化会館 18:00
18火 多摩ブロック支部長会 国立 三自協会館 14:00
多摩ブロック会 国立 三自協会館 15:30
千代田支部支部会 小石川 涵徳亭 17:30
19水 陸運関係従事者表彰 東大井 支局会議室 15:00
石井自動車(株)新社屋落成式 つつじケ丘 当社屋 11:00
20木 練馬構内連絡会 練馬 登録事務所 16:00
21金 陸運及び観光関係従事者表彰式 横浜 開港記念会館 14:00
全日本技能競技大会(学科) 晴海 ホテル浦島
公取協規約担当者研修会 千代田 ダイヤモンドホテル 12:00
TOSSNET説明会 八王子 八王子市民会館 18:00
22土 全日本技能競技大会 有明 東京ビッグサイト 9:30
23日 《勤労感謝の日》
立川支部マイカー点検教室 立川 モリタウン
24月 《振替休日》
25火 練馬管内支部長連絡会 池袋 白雲閣 18:00
26水 外国部品及び情報ネットワーク会議 元赤坂 日整連 10:30
27木 金融審査委員会 丸山 文化会館 14:00
協組協議会 渋谷 建保会館 14:00
TOSSNET説明会 北品川 整備会館 18:00
28金
29土 品川ブロック指定工場部会役員会 箱根湯本 湯本ホテル 16:00
30日