東整振・都整商事務局情報

NO.356 14年6月1日号

平成14年度構造改善計画、国土交通省から承認される
車輪脱落事故防止の徹底について
東京都がホームページで「あなたの車はいつから対策? ディーゼル車規制検索システム」を開始
大阪府、ディーゼル車対策で黒煙排出車を見たら通報を
JATMA、2002年春の交通安全運動期間内「タイヤ点検結果」
整備3団体役員、ブロック長支部長名簿
「東京陸運支局等での不正車検」に関する新聞記事報道
6月の行事予定(5月29日現在)




平成14年度構造改善計画、国土交通省から承認される
 日本自動車整備商工組合連合会および北海道自動車整備協同組合連合会が平成11年度より取り組んでいる自動車分解整備業構造改善計画の平成14年度計画が4月25日、国土交通大臣から承認された。
 今回承認された「経営環境変化対応型構造改善計画」の平成14年度計画の事業概況及び13年度実績は「資料1」のとおり。

車輪脱落事故防止の徹底について
 車輪の脱落事故防止については、「車輪の脱落事故防止について(平成14年2月8日付、国自審第1399号、国自整第152号)」(事務局情報 NO.352−3月1日号参照)をもって、同種の事故再発防止を図るための対応が通知されたが、今般、三菱自動車工業(株)が実施した対象車両の自主点検措置の結果、保守・管理上の問題に起因しているハブの摩耗車両の発生が相当数に上っているとの報告がされた。
 この報告を踏まえ、同種の事故の再発防止を図る観点から、先般通知された対応について徹底を図るよう、関東運輸局長から関ブロ会長宛に通達があった。 「車輪の脱落事故防止について」は「資料2」のとおり。

東京都がホームページで「あなたの車はいつから対策? ディーゼル車規制検索システム」を開始
 東京都は、環境局ホームページ(
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/)において、「東京都のディーゼル車に対する規制」に現在使用している車が対象となるか、また、その場合いつから対象となるかを検索する「ディーゼル車規制検索システム」を開始した。
 平成13年4月1日に施行された「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)(平成15年10月スタート)」に対応したもので、ホームページ上で、対象車両の(1)類別番号(2)初度登録年月(3)車両の種別・用途(4)型式(5)燃料の種類等の「自動車検査証」の情報を入力すると、「対象となる年月」「規制対象車を規制開始後も続けて使用する場合に必要となる指定粒子状物質減少装置(DPF)などの一覧」「DPFの装着などにともなう費用の一部助成、融資あっせんの制度」「国の規制」などの情報が表示される。
 このシステムについての問い合わせは、東京都環境局自動車公害対策部指導普及課(03-5388-3527)まで。
 環境局ホームページ「ディーゼル車規制検索システム」の一部画面は「資料3」のとおり。

大阪府、ディーゼル車対策で黒煙排出車を見たら通報を
 大気汚染の原因となるディーゼル車の排ガス対策に悩む大阪府は六月から、黒煙を上げて走行しているトラックなどを住民に通報してもらう「整備不良ディーゼル車通報制度」を導入する。
 車のナンバーなどから近畿運輸局と連携して車の所有者を割り出し、警告。悪質な場合は道路運送車両法に基づき改善命令を出す。都道府県では初の試み。 子育て中の30歳代の主婦や会社を定年退職した男性など、大阪府が公募した住民モニター100人に通報を依頼。町で黒煙を排出している車両を見かけたら、日時と場所、ナンバー、車の特徴などを電子メールやファクスで府に連絡する。 通報を受けた府は、所有者に警告のはがきを送り、車の整備を指導する。住民がナンバーを見間違える可能性もあるため、罰則は考えていないが、通報が相次ぐ悪質なケースへの対応については「頻繁に通る場所で待ち伏せして街頭検査をすれば、改善命令などの措置が取れるはず」(交通公害課)などと、知恵を絞っている。(5月15日付 共同通信ニュース速報より)

JATMA、2002年春の交通安全運動期間内「タイヤ点検結果」
 (社)日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、都道府県警察・陸運支局、日本道路公団、自動車及びタイヤ関連団体と協力し、2002年春の交通安全運動期間(4月6日〜15日までの10日間)に全国で21回の路上タイヤ点検を実施し、このほどその結果をまとめた。
 タイヤ点検を行った車両は、高速道路(含、自動車専用道路)558台、一般道路1,346台の合計1,904台。
 点検車両1,904台のうち、タイヤに整備不良があった車両は253台、不良率13.3%となっており、前回結果に比べ2.3ポイントの減少となっている。
 道路別では、高速道路のタイヤ整備不良率は11.1%で7.4ポイントの減少、一般道路が14.2%で1.0ポイントの増加という結果となっている。
 タイヤの整備状況で、不良率1位は「タイヤ溝不足」で4.4%、次いで「異常摩耗」4.0%、「空気圧不適正」3.5%となぅている。
 車両グループ別では、不良率ワースト1位は「貨物車」16.4%、次いで「乗用車」12.0%、「特種車」6.5%の順となっている。
 JATMAによる、「2002年春の交通安全運動期間内『タイヤ点検結果』」は「資料4」のとおり。

整備3団体役員、ブロック長支部長名簿
     =別添「資料5」=

「東京陸運支局等での不正車検」に関する新聞記事報道
 東京陸運支局や神奈川陸運支局で、保安基準に適合していない着色フィルムを張った自動車などに対して、不正に検査を合格させたとする問題を新聞各紙が取り上げた。
 新聞報道によると、「東京陸運支局や神奈川陸運支局で、車検代行業者等が保安基準に適合しない着色フィルムを貼付した車に対して、業者が威圧された検査官数十名が、この業者の言動に屈して検査に合格させていたというもの。このようなケースは業者が暴行を加えるなどの傷害事件をおこすことがあったものの、関東運輸局では、事態を重く受け止め、適正な検査業務の執行を徹底する」としている。
 関連の新聞報道記事は「資料6」のとおり。

6月の行事予定(5月29日現在)
1土
2日
3月 執行部会議 渋谷 教育会館 11:00
  関陸会総会 九段北 アルカディア市ケ谷 14:00
4火 ◇茨城整備業界チャリティーゴルフ 茨城 セントラルゴルフクラブ 8:00
5水 国土交通省白書説明会 霞ヶ関 国土交通省 10:00
中小企業共済財団評議員会 平河町 ルポール麹町 11:00
6木 練馬B指定工場部会総会 東中野 日本閣 17:00
7金
8土
9日
10月 全国標板協議会総会 虎ノ門 虎ノ門パストラル 14:30
11火 検査登録印紙売捌人協議会総会 丸の内 東京ステーションホテル 14:00
12水 ブロック長会議 渋谷 教育会館 12:00
  合同支部長会 渋谷 教育会館 14:00
  公取協総会 大手町 経団連会館 15:40
  東京都自動車会議所総会 西新宿 京王プラザホテル 16:30
  東京都自動車会議所懇親会 西新宿 京王プラザホテル 17:30
  多摩B青研総会 国立 三自協 19:00
13木 検査登録事務連絡会 四ツ谷 陸運振興財団 14:00
14金 協同組合協議会通常総会 渋谷 健保会館 16:00
  八王子B指定工場部会総会(~/15) 石和 かげつ 16:00
15土
16日
17月 近代化資金中央審査委員会 元赤坂 整商連 10:30
18火
19水
20木 新執行部記者会見 渋谷 教育会館 15:30
21金
22土
23日
24月 整商連構造改善担当者研修会 五反田 ゆうぽうと 13:30
25火
26水
27木 金融審査委員会 渋谷 教育会館 14:00
28金 「自動車整備業のビジョン」説明会 麹町 東条インペリアルパレス 14:00
29土
30日