東整振・都整商事務局情報
NO.357 14年6月15日号
東整振都整商事務局、6月10日から「東京都自動車整備教育会館」において業務開始
中野区丸山の事務局並びに品川区北品川の教育部事務局は、去る6月8、9の両日に引っ越し作業を完了し、6月10日(月)から新会館において業務を開始しました。
「東京都自動車整備教育会館」の電話番号等のご案内は「資料1」のとおりです。
「自動車の正しい点検・整備は、エコロジーです」、6月13日(木)付日本経済新聞(夕刊)において、広告を掲載
振興会法規税制対策事業の一環として、6月13日(木)付の日本経済新聞(夕刊)(東京本社版:東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城、栃木、山梨の1都6県をメインに94万部発行)において、「自動車の正しい点検・整備は、エコロジーです」と題し、自動車の点検整備と環境との関係等についての広告を掲載した。 6月13日(木)付の日本経済新聞(夕刊)広告は「資料2」のとおり。
「自動車整備保証実施事業所数調査」集計報告、整備保証実施率(全国)は90.8%
日整連では、自動車整備保証実施事業場数(平成14年3月末現在)の調査を行い、その結果を発表した。
全国における「自動車整備保証」対象事業場数は、81,170事業場のうち整備保証を実施している事業場は73,729(認証48,998、指定24,731)で全体の90.8%となった。
東京都における対象事業場数は4,936、実施事業場数は4,052事業場で、実施率は82.1%となった。このうち指定整備事業場は1,368事業場(1,444対象)が実施して94.7%の実施率、認証事業場は2,684事業場(3,492対象)が実施し76.9%の実施率となった。
「自動車整備保証実施事業所数調査」集計報告は「資料3」のとおり。
ニューサービスの導入状況は27.2%
日整連では、平成14年3月末現在の「ニューサービスの導入状況調査」を実施しその結果をとりまとめた。
それによると、全国のニューサービス導入工場は専業・兼業、ディーラーの指定工場計22,186事業場のうち、導入をしている工場数は6,030事業場(導入率27.2%)となった。
また、今後導入を予定している工場数は2,419事業場で全体の10.9%となり、「2カ月以内に導入」は77事業場(3.2%)、「〜6カ月以内」は332事業場(13.7%)、「6カ月後以降」472事業場(19.5%)、「不明」1,538事業場(63.6%)であった。
ニューサービス導入工場における実施車種は「すべての車種」が22.9%、「自家用乗用車及び貨物車」22.8%「自家用乗用車」37.0%「貨物車」0.7%「大型車」0.4%「その他」2.4%「不明」13.7%であった。
ニューサービスのユーザー立ち会いは「すべて立ち会い」が19.9%、「すべて非立ち会い」が24.0%、「混在」が44.2%、「不明」が11.9%であった。
ニューサービス車検とそれ以外の車検の平均単価の比較では、「安い」が57.0%、「高い」1.3%、「同じ」23.7%、「その他」3.5%、「不明」14.5%であった。
ニューサービスを実施したユーザーの反応は「良かった」43.8%「悪かった」1.5%「どちらでもない」36.3%「その他」4.2%「不明」14.1%という結果であった。
「ニューサービスの導入状況調査結果」は「資料4」のとおり。
「自動車のリサイクル部品の品質確保等に関する調査検討報告書」について
国土交通省では、使用済み自動車のリサイクルを促進するため、自動車ユーザー及び自動車整備事業者に対してアンケートを実施し、リサイクル部品の利用拡大に際しての課題を抽出するとともに、「再生補修部品の品質確保等に関する調査検討会」を設置して、自動車整備事業者とリサイクル部品供給事業者の意見を取り入れ、双方の共通確認を形成するため、リサイクル部品利用時に、自動車整備事業者等が確認すべきこと・リサイクル部品供給事業者にのぞむこと・自動車ユーザーへの対応をガイドラインとして報告書にとりまとめた。
自動車のリサイクル部品の利用促進のためのガイドライン概要は以下のとおり。
【用語の定義】
(1)『リユース(再利用)部品』や『リビルド(再生)部品』の定義
●リビルド部品→・使用済み自動車から取り外した部品を修理し、新品と同等の機能をもっているもの。
・リビルド部品供給事業者の保証がついているもの
●リユース部品→・使用済み自動車から取り外して、必要な点検をし、要件を満たしたもの。
・リユース部品供給事業者の保証がついているもの
●その他 →・使用済み自動車から取り外した部品で上記以外のもの
【リサイクル部品の発注・利用にあたっての注意事項】
(1)リサイクル部品供給事業者に伝えるべき情報
●自動車検査証記載事項、コーションプレート記載事項
(2)リビルド部品を利用するにあたり確認すべきリビルド作業の内容
●分解、清掃作業の実施状況、コアの検査の実施状況、コアの検査の基準、構成部品の交換や修正の内容、再組立作業の内容、完成品テストの実施状況、保証及びアフターケアの内容 など
(3)リユース部品を利用するにあたり必要な点検の内容
●外装・内装部品→パネル類(ドア、バンパを含む)、ガラス・レンズ類、ライト
●機能部品→エンジン、オートマチックトランスミッション(AT/M)、マニュアルトランスミッション(AT/M)、ディファレンシャル・ギア、ドライブシャフト、ラック&ピニオン、パワーステアリングポンプ、ターボチャージャー、ラジエータ、コンデンサ、ショックアブソーバ、マフラ
●電装品→スタータ、オルタネータ、コンプレッサ
(4)保証の期間、内容等の確認
●リサイクル部品の保証の対象
『部品の種類』 リビルド部品、外装・内装部品以外のリユース部品(エンジンなど)
↓
『保証の対象』 載せ換え工賃、運賃、代替品
『部品の種類』 外装・内装部品
↓
『保証の対象』 運賃と代替品
【安心して選択してもらうための自動車ユーザーへの説明】
(1)リサイクル部品の使用に際し自動車整備事業者が自動車ユーザーに説明すべき内容
・ユーザーに対し、新品の部品だけでなく、リビルド部品やリユース部品等のリサイクル部品も紹介する。その際、それぞれの部品の特徴を説明する。
・必要なリサイクル部品がすぐに見つからない場合でも、しばらく待 つと部品が入荷する可能性があることを自動車ユーザーに説明する。
・部品に不具合があった場合はリサイクル部品供給事業者と連携し、自動車ユーザーの満足度を高めるべく対応する。
「自動車のリサイクル部品の利用促進のためのガイドライン」は「資料5」のとおり。
「リサイクル部品活用キャンペーン」(損保協会実施)について
(社)日本損害保険協会では、6月1日から7月31日までの2カ月間、2002年度「リサイクル部品活用キャンペーン」並びに「部品補修キャンぺーン」を実施する。
自動車ユーザーに「リサイクル部品を活用すること」や「補修可能な部品は、補修・再利用すること」をPRし、資源の有効利用と産業廃棄物問題の解決に寄与し環境を保護していこうとするもので、リサイクル部品を使用されたユーザーの中から抽選で30名に1万円の旅行ギフト券がプレゼントされる。
2002年度「リサイクル部品活用キャンペーン」チラシは「資料6」のとおり。
公取協、走行距離の不当表示で、初の「違約金」
公正取引協議会は、公取協会員が行った走行距離の不当表示等の規約違反に対して、「厳重警告及び違約金」の措置をとった。
この業者は、自動車の走行距離について、実際のものよりも少ないものであるかのように、誤認されるおそれのある表示を行ったとして、公取協措置基準に基づき、厳重警告及び違約金(50万円)が公取協より課された。
公取協では、今後も悪質な走行メーターの不当表示について、厳しい姿勢で対処するとしている。
走行距離の不当表示に関する公取協インフォメーションは「資料7」のとおり。
平成13年度第3四半期に全国の自動車整備相談所に寄せられた整備相談件数は91件
平成13年度第3四半期(13年10〜12月)に、全国の自動車整備相談所に寄せられた整備相談件数は91件となった。
その内訳は、整備関係63件、販売関係3件、その他25件となっている。このうち、具体事例として報告された19件(他は件数のみで報告)は「資料8」のとおり。