東整振・都整商事務局情報

NO.390 15年11月15日号

総合規制改革会議、第12回アクションプラン実行WG
第14回全日本自動車整備技能競技大会
秋の褒章 本会から保坂孝三氏(板橋支部)が黄綬褒章を受章
整政連、日整連、整商連「自動車分解整備業に係る平成16年度税制改正及び延長に関する要望」提出 
 平成15年度第1回自動車整備技能認定試験「学科試験」結果 
 FAINESサーバメンテナンスのお知らせ
塩沢会長インタビュー記事「夕刊フジ」に掲載
2003年秋の交通安全運動期間内JATMA「タイヤ点検結果」

総合規制改革会議、第12回アクションプラン実行WG
 去る10月22日(水)、総合規制改革会議第12回アクションプラン実行WGが開催され、「自動車検査制度の抜本的見直しについて」国土交通省との意見交換が行われた。
 意見交換の中で、「消費者、利用者本位の規制改革を推進し、国民負担の軽減を図る見地から、現行の初回3年、次回以降2年という車検制度を抜本的に見直し、自家用乗用車に関する車検有効期間の延長を図るべきである」という委員側に対し、国土交通省側は資料をもって、「車検制度の目的は安全と環境である。検査制度の制度設計に関しては、ユーザーの負担軽減、利便性について配慮が必要だと思っている。不具合の発生状況、事故や環境への影響、走行距離等の使用実態」について説明した。
 また、委員側からは「整備振興会の道路運送車両法上の規定」等についての質問も寄せられた。
 ■第12回アクションプラン実行WG議事概要
(URLリンク)

第14回全日本自動車整備技能競技大会
 東京代表 石川選手アドバイザー賞第1位、チーム総合第5位
 去る11月8日(土)、東京ビッグサイトにて第14回全日本自動車整備技能競技大会が行われた。各都道府県から47チーム、それぞれ選りすぐりの整備士がチームを組み、その技術を競い合った。
 東京からは齊藤一真選手(有)山崎モータース(八王子支部)・石川欽一選手(有)石川自動車整備工場(村山大和支部)が出場し、全国から選抜された優秀な整備士を相手に日頃の研鑽の成果を発揮した。
 競技結果は以下の通り。
 ■アドバイザー賞
第1位
石川 欽一(東京都)
第1位
谷口 祐一(福岡県)
第3位
長岡 博昭(北見地方)
第3位
田内 豊志(大阪府)
 ■全国総合賞  
優 勝
栃木県
準優勝
山口県
第3位
静岡県
第3位
千葉県
第5位
山梨県
第5位
東京都
 ■審査員長特別賞
特別賞  
滋賀県

秋の褒章 本会から保坂孝三氏(板橋支部)が黄綬褒章を受章
 去る11月13日(木)、国土交通省10階大会議室において「平成15年秋の褒章伝達式」が執り行われ、本会理事の保坂孝三氏(千代田自動車工業(株):板橋支部)が黄綬褒章の栄に浴された。
 ■秋の褒章 黄綬褒章受章
氏  名 
事 業 所 名
支 部
保坂 孝三
千代田自動車工業(株)
板橋支部

整政連、日整連、整商連「自動車分解整備業に係る平成16年度税制改正及び延長に関する要望」提出
 整政連、日整連、整商連は、平成15年9月24日(水)「自動車分解整備業に係る平成16年度税制改正及び延長に関する要望」を、自民党の政務調査会並びに税制調査会にそれぞれ提出した。
 本要望は、自動車整備業界が点検整備制度の見直し等、相次ぐ規制緩和の中で整備作業量の減少、使用済み自動車の適正処理、フロン回収等の環境保全対策など、厳しい環境下で経営努力を続けているが、このような状況に対し、新しい活路を自らの手で開拓するための改正要望として、道路特定財源の使途は自動車ユーザーの利益向上につながる道路整備に限定すること、延長要望として、平成15年度末をもって適用期限の切れる税制についての期限の延長等について、特段の配慮を下されるよう要望したもの。
 ■ 「自動車分解整備業に係る平成16年度税制改正及び延長に関する要望」(整政連、日整連、整商連)(PDF)

平成15年度第1回自動車整備技能認定試験「学科試験」結果
 去る10月5日(日)に実施した平成15年度第1回自動車整備技能認定試験の合格者が決定した。
■試験実施種目、受験者数及び合格者数等について(日整連速報)
試験種目
受験者数
合格者数
合格率(%)
2級ガソリン
3,788
1,279
33.8
2級ジーゼル
800
173
21.6
2級二輪
510
279
54.7
3級シャシ
2,063
1,252
60.7
3級ガソリン・エンジン
177
98
55.4
自動車車体
225
132
58.7
合 計
12,129
5,813
47.9

FAINESサーバメンテナンスのお知らせ
 FAINES【整備マニュアル情報】無料キャンペーン開始に伴うシステム調整のため、FAINESが一時停止し、下記時間帯はFAINES及び日整連への電子メールが利用不可となる。
 なお、当情報は日整連 FAINESの「各種お知らせ」ページにも掲載されている。
 ■メンテナンス日時
   11月17日(月)  9:00〜13:00

塩沢会長インタビュー記事「夕刊フジ」に掲載
 去る10月28日(火)から31日(金)の4日間にわたり、塩沢会長理事長がニッポン放送にラジオ出演し、振興会の役割、マイカー点検キャンペーン、不正改造車、ディーゼル黒煙無料測定などについて語った。
 4夜5回にわたる放送内容のダイジェストが11月6日(木)の「夕刊フジ」に掲載された。
  ■平成15年11月6日(木) 夕刊フジ(PDF)


2003年秋の交通安全運動期間内JATMA「タイヤ点検結果」 〜タイヤの整備不良は28.0%〜
 日本自動車タイヤ協会は、2003年秋の交通安全運動期間内(9月21日〜30日)に全国で7回の路上タイヤ点検を実施し、このほどその結果を取りまとめ発表した。
 点検を行った車両は、高速道路248台、一般道路99台の合計347台で、これらの車両のタイヤ整備状況は以下のとおり。
タイヤの整備不良は28.0%
点検車両347台のうち、タイヤに整備不良があった車両は97台、不良率は28.0%で、前回結果に比べて10.3ポイントの増加。道路別では、高速道路のタイヤ整備不良率は34.7%で11.4ポイントの増加。一般道路は11.1%で前回同様となった。
不良項目ワースト1位は「空気圧不適正」
 タイヤの整備状況を項目別にみると、不良率1位は「空気圧不適正」で18.4%、次いで「タイヤ溝不足」4.6%、「偏磨耗」4.0%となっている。
 前回結果を比較すると、「空気圧不適正」は12.1ポイントの増加、「タイヤ溝不足」は1.9ポイントの減少、「偏磨耗」は1.0ポイントの増加となっている。
道路別では、高速道路は「タイヤ溝不足」以外の項目は全て増加、一般道路では「タイヤ溝不足」、「外傷」、「釘・異物踏み」が減少、それ以外は増加している。
車両グループ別ワースト1位は「乗用車」
 タイヤの整備状況を車両グループ別にみると、不良率ワースト1位は「乗用車」で29.4%、次いで「特種車」27.3%、「貨物車」23.8%の順となっており、前回結果に比べて「乗用車」、「貨物車」の不良率が増加している。
 「乗用車」グループのタイヤ整備状況は、普通乗用車36.5%、次いで小型乗用30.5%となっている。
 また、「貨物車」グループについては、普通貨物30.0%、次いで小型貨物22.6%となっている。
車両グループ別・項目別ワースト1位は乗用車の「空気圧不適正」、貨物車の「タイヤ溝不足」
 車両グループ別・項目別のワースト1位は、乗用車グループは「空気圧不適正」で22.2%、貨物車は「タイヤ溝不足」で13.1%となっている。
 特種車は「タイヤ溝不足」、「釘・異物踏み」、「空気圧不適正」がそれぞれ1件(9.1%)となっている。
  ■2003年 秋の全国交通安全運動路上タイヤ点検結果(PDF)