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2004/12/03最近の話題

日整連・整商連「車検期間延長問題に関する要望」を自動車整備議員連盟に陳情

    自民党自動車整備議員連盟~「安易な車検有効期間の延長には反対」を決議~

 日整連・整商連は平成16年11月30日(火)、赤坂プリンスホテルにおいて開催された自動車整備議員連盟(亀井善之会長)の総会において、「車検期間延長問題に関する要望」を提出した。

 この要望書は「現在、国土交通省において車検期間の延長を判断するための調査分析が進められている。同省から公表された資料によると、自動車のメンテナンスに係る各装置、部品等の耐久性に大きな変化はなく、70万台に及ぶ自動車の不具合調査結果からも車検期間を延長しても支障はないというデータは何ら示されておらず、車検期間の延長によって、自動車の安全及び環境保全が損なわれるおそれが高く、むしろ、車検期間を延長することにより税金、保険料等の一括徴収額が増加するのみで『国民負担の軽減』にはつながらないことが明白となった。11月29日の日整連整商連主催の総決起大会で、全会一致で『安易な車検期間延長への反対』に関する決議を採択した。車検期間の見直しに当たっては、国土交通省がこれまで公表した調査結果及び車検制度の社会的意義を尊重し、慎重に是非を論じていただきたい」としている。

 また、当日は自動車整備議員連盟から「国土交通省の調査結果によると、車検の有効期間の延長は安全面、環境面で問題がある。よって国民の安全と健康を守る立場から、実証された科学的データ及び車検制度の社会的意義を尊重した上で、有効期間の是非を論じ、国民に対する説明責任を果たすべきである。安易な有効期間の延長は、いたずらに国民の利益を損なうものであり、反対せざるを得ない」とした決議が提出され、全会一致で採択された。

 ■自動車整備議員連盟決議

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