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2004/06/09最近の話題

国交省、平成15年度チャイルドシートアセスメントを公表

 国土交通省は、チャイルドシートの安全性能比較試験をチャイルドシートアセスメントとして実施、その結果を公表した。

  チャイルドシートアセスメントでは、安全基準を超える高い安全性能を評価する前面衝突試験と誤使用の防止対策を評価する使用性評価試験を実施し、前面衝突試験の評価は、安全性能が高い順に、「優」、「良」、「普通」、「推奨せず」の4段階で表示、使用性評価試験の評価は、チャイルドシートの使用実態を反映した5つの評価項目について専門家が判定を行い、レーダーチャートで表示するもので、今回から幼児用の評価のうちベルト等による腹部への影響について、面圧計を用いた定量的な評価を開始した。


<チャイルドシートアセスメントの試験結果について>
 前年度までに実施したものを除く7製品についてアセスメントを実施。

  (1)前面衝突試験結果
   乳児用4製品の前面衝突試験の評価結果は、「優」3製品、「良」1製品で、「普通」及び「推奨せず」となった製品は無し。
幼児用6製品の前面衝突試験の評価結果は、「優」が1製品、「普通」が3製品、「推奨せず」が1製品で、全体評価を行わないこととしたものが1製品。

  (2)使用性評価試験結果
   使用性評価試験の評価(各項目5点満点)に関する各項目ごとの平均については、取扱説明書等は4.0点、本体表示は3.8点、本体機構は3.6点、取付性は4.1点、装着性は3.8点となり、昨年度に比べ、取扱説明書等及び取付性の評価が向上。


 ○チャイルドシートアセスメントの結果:(独立行政法人自動車事故対策機構)(クリックして下さい)

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