自動車検査独立行政法人は、同法人が平成16年から18年の3年間の検査業務で発見した不正打刻を有する不審車両が681台にのぼったことを発表した。
不正打刻は、自動車の車台番号及び原動機の型式記号が本来の打刻と異なる字体のものや、他の車両の車台番号を貼り付けたものが確認されている。
同法人は、 「不正打刻は盗難車であることや原動機の載せ換えを隠すために行われると考えられていることから、今後も自動車検査を通じて不正打刻の発見に努めることにより、自動車社会の秩序を維持し、健全な自動車社会の実現を目指す」としている。
・自動車検査独立行政法人プレスリリース
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