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2006/10/02最近の話題

「大型車の車輪脱落防止対策に係る啓発活動連絡会」について

 国土交通省は、冬用タイヤへの履替時期における重点的な取組みとして、自動車関係団体に呼びかけ「大型車の車輪脱落防止対策に係る啓発活動連絡会」を設置した。
  同省は今年度初めに下記内容の再徹底を関係者に通知したが、これまでの事故発生状況を分析したところ、2月と3月に事故が多く発生する傾向にあることから、冬用タイヤへの履替時期である10月と11月に重点的かつ効果的な啓発活動を行うことが必要としている。
 これを踏まえ、平成18年9月25日に開催された第1回連絡会では、各団体が協調・連携して、10月と11月に以下の啓発活動を重点的に取り組むことを決めた。
  「再発防止のための注意事項等」および「各団体の主な取組み」 は以下の通り。

【再発防止のための注意事項等】
 ・車輪を取り付けるホイール・ナットは規定トルクで締め付けること
 ・車輪の脱着後は一定距離走行したらホイール・ナットを規定トルクで増し締めすること
 ・ホイールの種類(スチール製、アルミ製)に合ったホイール・ボルトとナットを使用すること、等

【各団体の主な取組み】

(社)日本自動車工業会 日常点検、タイヤ交換時の注意事項及び誤組防止を記載したパンフレットを作成し、自動車販売店や関係団体の協力を得て、450,000部配布することにより周知する。また、ラジオ・スポットを活用し、正しい点検・整備や誤組防止等の周知・啓発活動を実施する。
(社)日本自動車機械工具協会 インパクトレンチの正しい使い方を策定するとともに新聞折り込み広告に掲載し、145,000部配布することにより周知する。
(社)日本自動車タイヤ協会 タイヤ取付け時の注意事項に関してのパンフレットを作成し、タイヤ・メーカー各社を通じて販売会社、直営店、一般の小売店へ50,000部配布することにより周知・啓発活動を実施する。
 
●詳細は、国土交通省報道発表資料をご覧ください。 

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