JAFは、ゴールデンウイーク時期の一般道路、高速道路における自動車のトラブルについて、昨年の傾向からドライブ時の注意点をまとめました。
今年のGWは曜日の配列から十連休も可能になり、高速道路を使って自動車で長距離ドライブするドライバーも多くなると思われます。
昨年GWのJAF出動理由によると、一般道路は「バッテリーあがり」、「キー閉じこみ」が上位で、高速道路では「タイヤのトラブル」、「燃料切れ」が上位になっています。
高速道路での出動理由のおよそ4分の1を占める「タイヤのトラブル」は、異物を踏んで発生するパンクのほか、空気圧が適正でないためにタイヤが破裂する「バースト」なども多く発生しています。また「燃料切れ」もおよそ1割を占めており、「もう少しくらい走れるだろう」といった過信によって、道路上でストップする傾向が見られます。
●昨年ゴールデンウイークのJAF出動理由
■ 一般道路
順位 | 救援内容 | 件数 | 構成比 |
1 | 過放電バッテリー | 17,235 | 30.0 |
2 | キー閉じ込み | 12,020 | 20.9 |
3 | タイヤのパンク(バースト、エヤー圧不足含む) | 5,199 | 9.1 |
4 | 事故 | 4,012 | 7.0 |
5 | 落輪(落込含む) | 3,453 | 6.0 |
6 | 燃料切れ | 1,454 | 2.5 |
7 | 破損バッテリー(劣化含む) | 972 | 1.7 |
8 | 発電機(充電回路含む) | 842 | 1.5 |
9 | スタータモータ | 624 | 1.1 |
10 | オートマチックミッション | 481 | 0.8 |
以上計 | 46,292 | 80.6 |
その他合計 | 11,129 | 19.4 |
総合計 | 57,421 | 100.0 |
■高速道路 順位 | 救援内容 | 件数 | 構成比 |
1 | タイヤのパンク(バースト、エヤー圧不足含む) | 1,159 | 24.0 |
2 | 燃料切れ | 477 | 9.9 |
3 | 事故 | 416 | 8.6 |
4 | 過放電バッテリー | 279 | 5.8 |
5 | キー閉じ込み | 186 | 3.9 |
6 | 発電機(充電回路含む) | 117 | 2.4 |
7 | 冷却水不足 | 107 | 2.2 |
8 | オートマチックミッション | 98 | 2.0 |
9 | エンジン破損(異音含む) | 95 | 2.0 |
10 | 補機駆動ベルト | 81 | 1.7 |
以上計 | 3,015 | 62.5 |
その他合計 | 1,814 | 37.5 |
総合計 | 4,829 | 100.0 |
注)集計期間:平成16年4月29日から5月5日までの7日間