平成20年 年頭所感 坂本浅喜與会長理事長 - 2015/01/01 新年明けましておめでとうございます。 平成20年を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
昨年の社会情勢を振り返ってみますと、参議院選挙による与野党の逆転により、「ねじれ国会」が展開されています。 この「ねじれ現象」の一つとして、「道路特定財源の暫定税率」の問題が浮上してきました。道路特定財源は揮発油税等が本年3月末、自動車重量税が4月末で暫定税率の期限が切れ、これが本則に戻ると税収の大幅減少が見込まれます。
本年は、このような社会情勢が我々の生活や自動車整備業界にどのように影響してくるか、また、自動車ユーザーに直接関係するガソリン価格の高騰や首都高速道路距離制料金の導入など、念頭に置き注視していく必要があります。 | 社団法人 東京都自動車整備振興会 会 長 東京都自動車整備商工組合 理事長 坂 本 浅 喜 與 |
「平成18年度自動車分解整備業実態調査結果」によると、総整備売上高は6兆945億円と4年連続で対前年度比は増加し5年ぶりに6兆円台に達し、回復傾向にあるといわれるものの、個々の自動車整備事業者にとって、景況感は伝わってこないのが現実です。 こうした環境の中、昨年の自動車整備業界は、目まぐるしい勢いで変化する社会経済情勢や法改正等へ対応してまいりました。 自動車リサイクル法における、継続検査時のリサイクル料金預託は、本年1月31日をもって終了いたしますが、この3年間、会員組合員各位のご協力により、大きなトラブルもなく円滑に推進することができました。 昨年4月1日から、小型二輪車の初回車検が1年延長される道路運送車両法の一部改正が施行されました。平成15年12月に「総合規制改革会議」の答申において「車検有効期間の見直し」が取り上げられました。これに対応するため「車検の有効期間が延長されることによって、車両の安全性と環境保全が後退する」ことを強く訴えてきました。その結果、この主張が理解され、二輪車の初回車検は延長となったものの、自家用乗用車の車検期間延長は見送られました。 また、本会が長年にわたり、指定工場における工員数の緩和を要望してきましたが、昨年4月から大型車両を取り扱う工場を除き指定工場の工員数が「5人以上」から「4人以上」に緩和されました。 このように、昨年は、我々が主張してきたいくつかの要望が実を結んだ年であり、関係方面並びに会員皆様の力強いご理解に心から感謝を申し上げる次第であります。 新車の新規登録における「自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)」については、利用伸び悩みの状況が続いていることから、利便性と利用率の向上を図るため、昨年11月末には、住基カード以外に、印鑑証明書と委任状でもOSSを利用することができるようになりました。私共に直接関係する、継続検査のOSSにつきましては、新車のOSSの利用率向上が大きな前提と聞いており、今後の成り行きを見守っていく必要があります。 昨年、経済産業省が特定商取引に対するパブリックコメントを行いました。これによって特定商取引法が改正されると、ほとんどの役務に対してクーリングオフが適用されてしまい、自動車整備業にこれが適用されると、一度点検整備した車を元に戻すのは困難なこと等から、日整連を中心として、自動車整備業はこの適用から除外してもらうよう要望活動を展開いたしました。当会としても、関係方面に理解を求め要望活動を実施しました。特定商取引法の一部改正問題は、今年が大きな正念場となりそうです。 本年より道路運送車両法関係手数料令の一部改正により、検査手数料が変更となりました。これにより持込の継続検査にあっては、「自動車検査登録印紙」と「自動車審査証紙」の2種類が必要となりましたが、当面はこの変更による対応が求められることとなります。 昨年は、食品産業による賞味期限等の不正表示がマスコミを賑わせました。コンプライアンスが求められている時代にあって、残念なことに、指定整備事業者に対する行政処分が相次いでいます。本年においても、指定整備事業者の研修会開催や会員事業場の巡回相談、自動車検査員実務研修会等を実施し、更なる自動車分解整備事業経営の健全化を目的に法令遵守の徹底に努めてまいります。 一方で、未認証工場による分解整備の問題がありますが、昨年、国土交通省は、未認証行為の排除に向けた取組みの一環として、7月を強化月間とし、広く未認証工場の情報提供を求めた結果、全国から寄せられた情報をもとに、立入等が実施されました。未認証事業場における分解整備の実施については、本年も同様に情報収集に努め、自動車分解整備事業の健全化を図っていきたいと思いますので、会員組合員の皆様にあっては、更なる情報提供にご協力くださいますようお願い申し上げます。 本年10月よりガソリンまたはLPGを燃料とする車両総重量3.5t以下の新車に対し、高度な車載式故障診断装置(J-OBDII)の装備が義務付けとなり、高度化する自動車技術への対応が求められております。また、昨年の9月(輸入車は平成20年8月)以降に型式を認証するディーゼル車からオパシメータを使用した排出ガス検査を行うべく保安基準が改正され、自動車の進化と共に検査の方法も変わってきました。 このように、高度複雑化する自動車のメカニズムを背景に、整備技術の向上、技術の研鑽と知識の習得等を目的に、昨年、「第16回全日本自動車整備技能競技大会」が開催され、東京代表選手が出場し全国総合で第4位に入賞することができました。 本年におきましても、2年後の全日本自動車整備技能競技大会上位入賞を目指すことはもとより、OBDツール等の新技術に対応する技術講習・講座等の開催を通じ、更なる自動車整備技術の向上を図っていく所存であります。 また、整備技術情報の拡充と会員事業場におけるIT化の推進として、昨年5月より、静岡県整備振興会が開発した「整備技術情報提供システム」を利用しております。今後も会員組合員の皆様方から寄せられた整備技術情報を共有することで、整備技術の向上を目指してまいります。 環境問題への対応と自動車整備事業場のイメージ戦略として、環境に優しい自動車整備事業場顕彰の推薦、オアシス度チェックの無料実施等を展開してきました。この一環として、自動車整備事業場が地域社会へ貢献するため、一昨年より、警視庁生活安全部と「かけこみ110番」の協定を締結し、会員事業場の皆様方ご協力のもと、かけこみ110番を実施しております。更に、昨年は社会貢献の一助としてAED(自動体外式除細動器)を本部教育会館並びに各支所へ配備いたしました。 広報活動として、ラジオCM放送、てんけんくんラッピングバス走行、ユーザー向け新聞の発行を実施し、「安全」と「環境」を守る観点から点検整備の重要性を広くアピールしているところでありますが、引き続き啓発活動に取り組んでまいります。 自動車ユーザーに義務付けられている定期点検整備の実施率は、50%前後で推移しており、安全や環境面での後退が懸念されるなか、当会においては、定期点検整備促進のためのデータ収集を目的に、自動車灯火類の球切れ等の調査を行っています。これまで、都内幹線道路を走行する9,900台の自動車を調査したところ335台(3.4%)の自動車にヘッドランプやブレーキランプの球切れ等の異常がありました。今後も、このようなデータを収集することで、日常点検や定期点検整備の重要性についてアピールしていく次第であります。 また、今年の大きな課題として公益法人制度の改革があります。公益法人改革関連法案は、本年12月に施行されます。新たな公益法人として認定されるための適切な対応を図っていかなければなりません。 一方、商工組合にあっては、購販事業拡充を図ることを目的に、制度改正や高度化する自動車整備技術等に対応するさまざまな新商品を提供してまいります。本年においても、更なる販売拡充に努めていく所存ですので、組合員皆様の更なるご支援ご協力をお願い申し上げます。 最後になりますが、本年は会員組合員のために必要とされる振興会商工組合となるよう業界団体としての原点に戻り、一層の効率化と更なるサービス向上に努め組織を運営してまいります。 関係官庁、関係団体、また会員組合員各位の深いご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、皆様方の事業のご繁栄を祈念いたしまして年頭のご挨拶とさせていただきます。 |
平成19年度第2回自動車整備技能登録試験(学科試験) - 2015/01/01"
【試験日】
筆記試験:平成20年3月23日(日)
口述試験:平成20年5月11日(日)一級のみ
【実施種目及び試験時間】
ラウンド | 実施種目 | 入室時間 | 試験時間 |
1 | 3級自動車ジーゼル・エンジン 3級二輪自動車 2級ジーゼル自動車 自動車車体
| 8:45~9:10 | 9:20~10:40 (3級は10:20まで) |
2 | 3級自動車シャシ 2級ガソリン自動車 自動車電気装置
| 10:45~11:10 | 11:20~12:40 (3級は12:20まで) |
3 | 3級自動車ガソリン・エンジン 2級自動車シャシ 1級小型自動車
| 12:50~13:20 | 13:30~14:50 (3級・2級は14:30まで) |
【試験会場】 筆記試験:武蔵野大学(西東京市新町1-1-20)
口述試験:未定
【申請期間】:平成20年1月21日(月)~1月25日(金)
(但し、一級口述試験のみ申請する者は平成20年1月29日(火)まで)
【申請場所】:社団法人 東京都自動車整備振興会 教育部及び各支所へ
●詳細は案内書をご覧ください
※自動車整備作業実務経験証明書
■参考
・国土交通省 申請書記載の注意(実務経験に関する規定)(PDF)
・国土交通省 自動車整備士になるには(リンク)
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定期点検整備促進協議会、H20年度も定期点検整備促進運動を実施 - 2015/01/01 定期点検整備促進協議会(日整連を含む自動車関係10団体で構成)は、「定期点検整備促進対策要綱」に基づき、平成20年度も引き続き同運動を実施することを発表した。
なお、定期点検整備促進対策要綱は以下のとおり。
定期点検整備促進対策要綱 1.日的 自動車の適正な点検・整備を通じて、自動車の安全を確保し、公害の防止及び環境の保全を図るため、本要綱により定期点検整備の実施の普及および促進を図る。 なお、本運動は、自動車点検整備推進運動と連携して実施するものとする。 2.実施期間 平成20年4月1日より平成21年3月31日までとする。 3.普及・促進対策 1) 自動車使用者に対する保守管理意識高揚のためのPR 2) 自動車使用者に対する自動車の構造および点検・整備に関する知識の向上促進 3) 自動車分解整備事業者等における点検・整備にかかわる受入体制の充実促進 4)点検整備済ステッカーの貼付 4.実施要領 1) 自動車使用者に対するPR 自動車使用者に対し、定期点検整備の必要性とその励行について、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等マスメディアの活用とポスター、チラシ等の配布及びホームページによりPRする。また、日整連等は、マイカー点検キャンペーン等の各種イベントを開催し、自動車の使用者に対し点検・整備の重要性を啓蒙する。 2) 自動車使用者に対する自動車の構造および点検・整備に関する知識の向上促進 自動車使用者に対し、自動車の構造、点検・整備の知識、認識の向上を図るため実車等を使用した点検教室等を開催する。 3) 自動車分解整備事業者等における点検・整備にかかわる受入体制の充実促進 自動車分解整備事業者等は、自動車使用者に対して定期点検整備の実施時期をダイレクトメール、電話、訪問等により連絡するとともに、点検・整備時に整備内容、料金等の説明を十分に行い、自動車使用者が整備事業場等を利用しやすいようにする。 また、日整連等は、整備技能コンクール等を開催し、自動車分解整備事業者等の接客マナーおよび技能の向上等受入体制の向上を図る。 4)点検整備済ステッカーの貼付等 定期点検整備を実施した自動車の前面ガラスに点検整備済を示すステッカーを貼付することにより、点検整備実施事業場名等を表示し、実施責任を明らかにするとともに、自動車使用者に次回の定期点検整備時期を知らせることによって、定期点検整備の実施の励行を促進する。 (1)ステッカーの貼付対象車種 普通自動車 小型自動車(二輪車を除く) 軽自動車(二輪車を除く) 大型特殊自動車 (2)ステッカーの貼付 (イ)ステッカーは、自動車分解整備事業者、新車販売事業者および特定給油所等が、次の場合に当該自動車に貼付する。 (1) 自動車分解整備事業者が定期点検整備を確実に行ったとき。 (2) 新車販売事業者が新車の販売にあたり納車整備を行ったとき。 (3) 特定給油所等が自家用貨物自動車の6カ月点検・整備または自家用乗用自動車であって、4輪主ブレーキおよび駐車ブレーキがすべてディスク・ブレーキである自動車の12カ月点検・整備(「自動車点検基準」の「自家用貨物自動車等の定期点検基準」または「自家用乗用自動車等の定期点検基準」により行うものに限る。)を確実に行ったとき。 (ロ)ステッカーは、車室内から見て前面ガラス左側上部(左ハンドル車にあっては右側上部)に1枚を貼付するものとし、運転者の視野を妨げず、検査標章の貼付を妨げない位置に貼付する。 (ハ)事業者がステッカーを自動車の前面ガラスに貼付できる期間は平成20年4月1日より平成21年3月31日とする。 (ニ)ステッカーを自動車の前面ガラスに貼付しておける期間は平成22年4月30日までとする。 (3)ステッカーの剥離 (イ)次回の定期点検整備時期を経過したステッカーは必ず剥がすこと。また、その旨を自動車使用者等に周知徹底すること。 (ロ)貼付しておける期間を経過したステッカーをそのまま貼付していると保安基準違反となることを自動車使用者等に周知徹底すること。 (4)ステッカーの様式 ステッカーの様式は、別紙のとおりとする。 (5)ステッカーの管理 各ステッカー取扱い団体および事業者は、配付台帳を備え、厳正な管理を行う。 なお、不適正な管理を行った場合にはステッカーの貼付ができなくなることがあります。 5.定期点検整備促進協議会の構成 1)定期点検整備促進協議会は、下記の中央団体をもって構成し、(社)日本自動車整備振興会連合会をもって代表団体とする。 (社)日本自動車整備振興会連合会 (社)日本自動車工業会 (社)日本自動車販売協会連合会 (社)全国軽自動車協会連合会 (社)日本自動車連盟 (社)全国自家用自動車協会 (社)日本バス協会 (社)全日本トラック協会 (社)全国乗用自動車連合会 (社)日本中古自動車販売協会連合会 2)地方の定期点検整備促進協議会は、中央に準じた構成とし、自動車整備振興会をもって代表団体とする。 6.定期点検整備促進協議会の事務局 1)中央の事務局は、(社)日本自動車整備振興会連合会とし、地方は各都道府県自動車整備振興会とする。 2)事務局は、次の業務を行う。 (1)定期点検整備促進協議会の開催 (2)点検整備済ステッカーの発行(中央に限る)および配付 (3)その他本要綱の実施のために必要な業務 7.その他 1)本要綱は、定期点検整備促進協議会が関係行政省庁の指導を得て推進する。 2)PRに当たっては、「定期点検整備促進協議会」の名称を用いて行うよう努める。 3)本要綱の実施のため必要な事項であって本要綱に特段の定めのないものについては、中央および地方の定期点検整備促進協議会で別途定める。 |
【詳細】
■定期点検整備促進対策要綱
国交省、アルコールインターロックの技術指針案を策定 - 2015/01/01
国交省、『初日の出暴走』の不正改造車に対する特別街頭検査を実施 - 2015/01/01"
国土交通省は、警察庁及び自動車検査独立行政法人と連携し、平成19年12月31日から平成20年1月1日の年末年始にかけて、「初日の出暴走」の不正改造車に対する特別街頭検査を実施すると発表した。
「初日の出暴走」は、年末年始に暴走族等が「走り納め・走り初め」と称して、主に富士山を目指して河口湖周辺に集合し、付近の高速道路及び一般道路において集団暴走を繰り返すもので、その規模は極めて大きく、一般車両や沿道住民に走行妨害や騒音被害など多くの迷惑を及ぼしている。
また、暴走族の車両の大半は「マフラーの取り外し」や「回転部分の突出」、「着色フィルム」といった不正改造を施しているため、危険性が極めて高く、騒音も規制値を大幅に超えるものとなっている。
* 特別街頭検査の実施予定場所
1都8県: 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、山梨県、長野県、静岡県
高速道路等: 東名道、中央道、東北道 他
* 自動車検査官の出動員数
関東・北陸信越・中部各運輸局の自動車検査官42名
自動車検査独立行政法人関東・北陸信越・中部各検査部の自動車検査官46名
* 「初日の出暴走」特別街頭検査の過去の実績
| 平成16年~17年 | 平成17年~18年 | 平成18年~19年 |
実施箇所数 | 関東運輸局管内6か所 (降雪により4か所中止) | 関東・北陸信越・中部 運輸局管内11か所 | 関東・北陸信越・中部 運輸局管内11か所 |
自動車検査官動員数 | | | |
検査車両数 | | | |
整備命令発令車両数 | | | |
【関係リンク】
■ 『初日の出暴走』の不正改造車に対する特別街頭検査を実施します(国交省リンク)
■ 参考資料
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自動車検査法人、カー用品ショップの実態調査を実施 - 2015/01/01 自動車検査独立行政法人は、 カー用品大手販売会社3社の協力を得て、平成19年7月から10月までの間に、福岡市、札幌市、金沢市のカー用品ショップ9店舗に延べ53名の自動車検査官等を派遣し、「車検対応品」等の表示がされているものを重点に、陳列されている自動車部品やカー用品の基準適合性について調査を行った。
その結果、明らかに基準に適合しない自動車部品等の販売は行われていなかったものの、取付け位置等によっては、基準に適合しなくなるおそれのある部品等が157件も見受けられたため、同法人は当該店舗に適切な表示等を行うよう注意喚起を行った。
自動車検査独立行政法人では、今後もこの調査を継続して行い、基準不適合となる自動車部品等の販売や使用により、基準不適合車や不正改造車等の迷惑車両が路上を走行することがないよう、その排除に取り組むとしている。
【関係リンク】
■ カー用品ショップの実態調査を実施(自動車検査独立行政法人)
自動車検査法人、カスタムカーショウで不正改造防止の啓発活動実施 - 2015/01/01 自動車検査独立行政法人は、全国各地で開催される5つのカスタムカーショウにおいて、不正改造防止啓発活動を行うことを発表した。
同法人は、各イベント内において、競技専用車両などの公道走行を目的としない車両や公道走行用車両に使用した場合に保安基準不適合となる自動車部品について、出展者に対しその旨の表示をして出展するよう協力を要請するほか、違反者には注意喚起を行うとしている。
また、来場者には、不正改造防止を各ショウのガイドブック等により呼びかけを行う。
※昨年行われた不正改造防止啓発活動のようす
【関係リンク】
■ カスタムカーショウで不正改造防止の啓発活動を実施します(自動車検査独立行政法人)
国交省、使用過程車の排ガス性能調査結果を受け、ダイハツ工業に調査指示 - 2015/01/01 国土交通省は、使用過程にある車両の排出ガス性能の実態を把握するため、一般ユーザーから使用中の8社10車種、計60台のガソリン乗用車を借り上げて排出ガス測定調査を行ない、さらに同省の型式指定審査を受けた「排出ガス量の低減レベル(認証レベル)」の値を満足しているか調査した。
その結果、10車種中9車種については使用段階においても、排出ガス性能が持続していると判定されたが、ダイハツ工業(株)の軽乗用車ムーヴは、排出ガス測定を行った12台のうち、8台で排出ガス中の非メタン炭化水素(NMHC)の量が、法令で規定する排出ガス規制値は満足しているものの、型式指定の審査の際に確認した値を満たしていないとの結果となった。
この結果を受けて、国交省はダイハツ工業(株)に対し原因調査を指示、同社から「ムーヴを含め、同じ触媒・燃料制御システムを有する3車種について、燃料制御プログラムに改善すべき点がある」との報告を受けた。また、同社は、平成19年12月下旬から、当該3車種について、燃料制御プログラムを変更する措置(サービスキャンペーン)を開始するとしている。
国交省は、「ダイハツ工業(株)が市場措置を適切に実施するよう、監視を行うとともに、より多くの車種を選定して排出ガス測定を実施し、実使用下にある車両の性能・状態の把握に努めるとともに、市場抜取試験(サーベイランス)制度構築に向けての課題の抽出とそれを踏まえた検討をする」としている。
【関係リンク】
■ 使用段階における自動車の排出ガス性能に関する調査結果について
~ダイハツ・ムーヴ等の燃料制御プログラムに改善すべき点が見つかりました~(国交省)
■ムーヴ・ムーヴラテ・ミラジーノについて(ダイハツ工業(株):サービスキャンペーンサイト)
* 【別紙1】 自動車排出ガス性能劣化状況市場抜取試験導入調査(平成18年度)の概要
* 【別紙2】 ダイハツ工業(株)からの報告の概要
検査票への予約確認の印字が変更になります - 2015/01/01
当会会員が協力した中学生職場体験学習が府中市広報紙に掲載される - 2015/01/01 当会では、都が推進する職場体験事業に協力するため、「中学生の職場体験推進協議会産業団体」となり、協力していただける会員に「作業用つなぎ」等の提供を行っているが、今般、職場体験を受け入れていただいた加藤自動車工業(有)(加藤代己代表取締役、府中支部)が府中市の広報紙「広報ふちゅう(2007年12月11日号)」において紹介された。
職場体験学習は、「将来の社会人」である中学生に、正しい人生観・勤労観・職業観を充実させ、不登校児童やフリーター、ニートの増加、社会生活における実体験の減少や社会規範の喪失などの解決方策として、東京都が全中学2年生を対象に実施しているもの。
今回生徒を受け入れた同事業場の加藤雅大氏は、「職場体験学習は、生徒の社会性の向上はもとより、我々企業にとっても事業内容を知ってもらえる良い機会ですし、社会貢献に積極的な企業としてイメージ向上にもつながり、とても有意義なものだと思う」と述べ、今後も積極的に中学生の職業体験学習を受け入れたいとしている。
※画像をクリックするとPDFファイルをダウンロードできます
当会では、中学生が事業場で着用するための「作業用つなぎ」をご用意いたします。 ※ 「中学生職場体験」を受け入れていただける事業者の方は、教育部技術課(TEL 03-5365-4300)宛にご連絡下さい。「作業用つなぎ(1名1着)」をお送りします。 |
■広報ふちゅう 2007年12月11日 該当ページ
【関係リンク】
□中学生職場体験へのご協力のお願い (TOSSNET内リンク)
■府中市公式ホームページ
■府中市 教育委員会(府中市広報紙)ページ
19年度第2回自動車整備士検定学科試験合格者受験番号(速報) - 2015/01/0111/29実施 1級小型 検定学科(筆記)試験 合格者受験番号(速報)
去る11月29日(木)に実施された「平成19年度第2回自動車整備士技能検定学科(筆記)試験」合格者の受験番号(東京受験申請分)は以下のとおりです。
▼1級小型自動車整備士技能検定学科(筆記)試験合格者受験番号
(東京申請者数194名、受験者数183名、合格者数26名) ( 東 京 ) 東一こ |
7 21 33 43 44 53 60 81 82 109 120 123 127
| 133 141 144 152 156 158 161 165 166 172 3004 3008 3009 |
※「口述試験出題形式・作成方針」が国土交通省ホームページに掲載されましたので、学習の参考にしてください。
●アドレス:
http://www.mlit.go.jp/kokkasiken/seibi/seibi01_.html(国土交通省ホームページへのリンク)
第9回「自動車灯火類調査」 ~4.3%の車両が灯火類異常~ - 2015/01/01
■自動車灯火類調査の実施について ・自動車の前照灯、車幅灯、尾灯、制動灯を目視で確認し、灯火類の異常の有無を調査。 ・会報誌「整備inTokyo」平成19年度の記事として、毎月1回主要幹線道路において調査実施。 ●調査事項:前照灯(補助前照灯含む)、車幅灯、尾灯、制動灯(補助制動灯含む) ●調査台数:1,100台(乗用車1,000台、非乗用車100台) ※乗用車と非乗用車の区別は、目視により外観で区別。(「バス」「荷台付き車両」「建設車両」等は「非乗用車」とし、それ以外を「乗用車」とした) ※二輪車については調査対象外とした。 ●調査方法:目視による灯火類の異常を調査。 ●調査事項:前照灯(補助前照灯含む)、車幅灯、尾灯、制動灯(補助制動灯含む) |
■第9回調査
~1,100台中47台(4.3%)の車両に、灯火類の異常を確認~
◆調 査 日:平成19年11月16日(金) 16:45から18:00まで
◆調査地点:足立区千住5丁目(国道4号線歩道橋上)
◆調査結果:
1,100台中47台(4.3%)の車両に、灯火類の異常を確認 |
正常 | 異常 | 合計(単位:台) |
1,053台 | 47台 | 1,100台 |
(単位:台) | 合 計 | 内 訳 |
乗用車 | 非乗用車 |
正常 | 異常 | 合計 | 正常 | 異常 | 合計 | 正常 | 異常 | 合計 |
1,053 | 47 | 1,100 | 963 | 37 | 1,000 | 90 | 10 | 100 |
内訳 | ヘッドライト | 1,096 | 4 | 1,100 | 996 | 4 | 1,000 | 100 | 0 | 100 |
車幅灯 | 1,091 | 9 | 1,100 | 992 | 8 | 1,000 | 99 | 1 | 100 |
テールランプ | 1,072 | 28 | 1,100 | 980 | 20 | 1,000 | 92 | 8 | 100 |
ブレーキランプ | 1,094 | 6 | 1,100 | 995 | 5 | 1,000 | 99 | 1 | 100 |
◇球切れ以外の異常(保安基準違反事例) |
乗用車 | ・テールランプの激しい色あせ‥4台 ・テールランプ割れ‥2台 ・強く着色された車幅灯‥3台 |
安心点検付きオイル交換を提案します - 2015/01/01 消耗品の中で比較的入庫頻度の高いオイル交換をお客様にお勧めすると同時に、安心点検12項目の点検を組み込むことで、入庫促進を図る「安心点検付きオイル交換ツール」をご提案します。
限定500セットの販売ですので、東整振各支所窓口にてお早めにご注文下さい。
年末年始の輸送等に関する安全総点検の実施にご協力ください - 2015/01/01 関東運輸局東京運輸支局では、平成19年度年末年始の輸送等に関する安全総点検を実施します。
年末年始の輸送等の繁忙期に鑑み、自動車交通機関の安全の確保及び関係者の安全に関する意識の徹底を図るため、自動車整備事業者にあっては、自動車使用者に対し日常点検、定期点検整備の励行を指導する等のご協力をお願いいたします。
平成19年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検実施細目 関東運輸支局東京運輸支局 年末年始の輸送等の繁忙期に鑑み、自動車交通機関の安全の確保及び関係者の安全に関する意識の徹底を図るため、年末年始の輸送等に関する安全総点検を次のとおり実施するものとする。 期間 平成19年12月10日(月)~平成20年1月10日(木)
重点点検事項 今年度は、次の6点を重点点検事項とし、点検を実施する。 1.ツアーバス等貸切バスにおける安全等の対策の実施状況 2.タクシーにおける過労運転等の悪質違反や事故を防止するための運行管理・整備管理体制の整備状況 3.経営トップを含めた安全管理体制の整備状況 4.飲酒運転を防止するための体制整備状況 5.自然災害等発生時に乗客等の安全を確保するための体制整備状況 6.テロ防止のための警戒体制の整備状況並びにテロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備状況、特に、近年新たに講じるとしたテロ対策の体制の整備状況
実施要領 1.自動車運転手に対し、日常点検、定期点検整備の励行を指導すること。 2.自動車関係団体及び傘下事業者等は、垂れ幕及び立て看板等を掲出するとともに、点検事項を掲示するなどして総点検の趣旨の徹底を図ること。 |
■平成19年度年末年始の輸送等に関する安全総点検実施細目
※国土交通省が作成したポスター
2008年用GooDマークステッカーの色は新色(うすみどり)になります - 2015/01/01 振興会窓口では、2008年用GooDマークステッカーを12月下旬より販売できるよう準備しておりますのでご案内申し上げます。
なお、2007年用(緑色)ステッカーは、2008年用新ステッカーと交換いたしませんので、必要な枚数をお求めください。
軽自動車検査場では会員カードへのチャージはできません - 2015/01/01 軽自動車の検査場においては、当会会員カードの車検予約確認料金等のチャージはできません。
お手数をおかけしますが、普通車の検査場にある振興会各支所窓口にてチャージして下さいますようお願いいたします。
年末・年始における検査業務のご案内 - 2015/01/01 1.年末・年始の検査業務(自動車検査独立行政法人 軽自動車検査協会)は次のとおりです。
年末の検査業務:平成19年12月28日(金)までです。 年始の検査業務:平成20年1月4日(金)からです。 |
2.年内に検査・登録を行う改造自動車および並行輸入自動車の事前審査届出事案の受付は、12月14日(金)までです。
3.その他の受付については、12月28日(金)までです。
4.平成20年1月4日(金)受検分のインターネット車検予約の受付は次の通りです
受検日:平成20年1月4日(金) インターネット車検予約受付開始日時: 平成19年12月19日(水)午後5時から |
平成19年度 第2回 検定学科(筆記)試験問題と解答 - 2015/01/01 ■平成19年度 第2回 自動車整備士技能検定学科(筆記)試験 平成19年11月29日実施 |
1級小型 学科(筆記)試験:H19.11.29実施 | 学科(筆記)試験問題 (1.1MB) |
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販売中の平成21年用点検整備済ステッカーの貼付できる期間 - 2015/01/01 現在販売している平成21年用点検整備済ステッカーは、国土交通省認可の関係で貼付できる期間は下記の通りです。購入時にはご注意ください。
平成21年用ステッカー購入の際に以下の点にご注意下さい 現在販売している平成21年用ステッカーは 平成20年3月31日迄貼付することができます。 【注】 (1)自家用乗用車の使用に限ります。 (2)平成21年4月30日を過ぎて前面ガラスに貼付していると保安基準違反になります。 |
※ 平成20年4月1日以降使用できるステッカーは、平成20年3月初旬発売開始予定です。
※ 点検整備済ステッカーの交換はいたしませんので、必要枚数をお求めください。
「TOSS予約システム」システム障害についてのお詫び - 2015/01/01 平成19年11月26日(月)夕刻から27日(火)午前にかけて、「TOSS予約システム」のホスティングサーバに障害が発生し、 システムを利用できない状態が続きました。
会員の皆様には、ご迷惑をおかけいたしましたことに深くお詫び申し上げます。