お知らせ詳細

2006年自動車点検整備推進運動「点検お知らせ隊結団式」 - 2015/01/01

 去る8月29日(火)、自動車点検整備推進運動強化月間に先立ち、中央合同庁舎3号館において一級自動車整備士等から構成される「点検お知らせ隊の結団式」が開催された。
 また、結団式においては点検お知らせ隊隊長に任命された「キューティー★マミー」(堀ちえみさん、松本伊代さん、早見優さん)の3人が松村龍二国土交通副大臣に決意表明を行い、隊長から点検お知らせ隊リーダーであるお笑いタレントの「レギュラー」(松本康太さん、西川晃啓さん)へフェスティバル出動の辞令交付を行った。
 辞令を受けたレギュラーは、「エンジンかからず金かかる」「腹よりガソリン減り早い」「あるある探検隊やない!点検お知らせ隊や!」といったショートコントを披露し、点検お知らせ隊リーダーとしての強い意気込みとともに、会場の笑いを誘っていた。
 辞令交付後、合同庁舎3号館玄関前駐車場において、「点検お知らせ隊」による運転席・エンジンルーム・外回りチェックの点検デモンストレーションが行われ、「キューティー★マミー」の3人は日頃の点検整備の重要性について深い理解を示していた。

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 ●関連記事「自動車点検整備推進協議会、「点検お知らせ隊結団式」開催と展開を発表」(8/24記事)

 

経産省 次世代自動車電池の将来に向けた提言を取りまとめる - 2015/01/01

経産省 次世代自動車電池の将来に向けた提言を取りまとめる

 経済産業省資源エネルギー庁の「新世代自動車の基礎となる次世代電池技術に関する研究会」では、電池技術の現状、自動車に要求される電池の性能、今後の開発目標、産官学の機能分担と連携のあり方に関して、「次世代自動車用電池の将来に向けた提言」という形で報告書をとりまとめ公表した。

  ●詳細は、経済産業省報道発表をご覧ください。(リンク)

 

「第6次自動車盗難防止キャンペーン」を9/1より開始 - 2015/01/01

「第6次自動車盗難防止キャンペーン」を9/1より開始

 自動車盗難件数は2003年の64,223件をピークに年々減少し、昨年は46,728件と前年比20.4%減、今年に入っても前年同期(1月~7月)比-21.5%減と減少傾向が続いているが、自動車盗難が依然として高水準であることには変わりはなく、さらに減少させるための継続的な取組みが必要なことから、自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチームでは9月1日(金)から「第6次自動車盗難防止キャンペーン」を全国で展開する。

  【具体的な訴求ポイント】
(1)車を離れる時は、窓を完全に閉めてキーを抜き、ドアロックする。
(2)盗難防止効果の高いイモビライザ(電子式移動ロック装置)を装着する。
(3)バー式ハンドルロック、GPS追跡装置など、盗難防止機器を有効活用する。
(4)自宅の駐車場には、防犯灯や防犯カメラなどの防犯機器を備えておく。
月極駐車場も、なるべく夜間も明るく防犯対策の備わった駐車場を選ぶ。
(5)貴重品などを車内に置きっぱなしにしないよう注意する。

 ●詳細は(社)日本損害保険協会「ニュースリリース」をご覧ください。(リンク)

 

定期的な交換部品の説明 - 2015/01/01


定期的な点検整備の必要性


 自動車の技術がいくら進歩しても、点検・整備の必要性がなくなったわけではなく、使用していく過程で構成部品の摩耗や劣化は進行していきます。
 自動車を安全で快適に使用するためには、自動車本来の性能を維持することが必要です。
 日ごろの保守管理を怠り、部品の摩耗や劣化が進行すると自動車の故障につながり、ひいては交通事故や交通渋滞の原因となり、また、有害な排気ガスによる大気汚染は健康への被害や地球環境の悪化につながるなど、自動車使用者は、被害者にも加害者にもなりえます。
 このため、定期的に点検・整備を行い、ブレーキ等分解しないと解らない内部の部品の摩耗や劣化状態を把握して、いつでも安心して乗れるようチェックしましょう。





※気になる交換部品の画像をクリックしてください。
   (「交換部品の働き」と「交換の目安・必要性」を見ることができます)




 

エンジンルームをのぞいて点検 - 2015/01/01
1.ウィンド・ウォッシャ液の量のチェック
  • ウィンド・ウォッシャ・タンク内の液の量が適当かを点検します。
  • ウォッシャ液が、からの状態でウォッシャ・スイッチを入れると、モーターが破損することがあります。
 
2.ブレーキ液の量のチェック
  • リザーバ・タンク内の液量が規定の範囲 (MAXからMINの間)にあるかを点検します。
  • ブレーキ液の減り具合が著しいときは、ブレーキ系統の液漏れが考えられます。整備事業場へ依頼して原因をつきとめましょう。
 
3.バッテリ液の量のチェック
  • バッテリの液量が規定の範囲(UPPERからLOWERの間)にあるかを車両を揺らすなどして点検します。
  • バッテリ液は腐食性が強いので、体、衣服、車体などに付着しないよう注意しましょう。
 
4.冷却水の量のチェック
  • ラジエータ・リザーバ・タンク内の冷却水の量が規定の範囲(MAXからMINの間)にあるかを点検します。
  • 冷却水の量が著しく減少しているときは、ラジエータ、ラジエータ・ホースなどからの水漏れのおそれがあります。
 
5.エンジン・オイルの量のチェック
  • エンジン・オイルの量がオイル・レベル・ゲージにより示された範囲内にあるかを点検します。
  • 点検は、平らな場所でエンジンを始動する前に、オイル・レベル・ゲージを抜き取り、付着しているオイルを拭いた後いっぱいに差し込み、もう一度抜いてオイルの量を見ます。
  • オイル・フィルタも定期的に交換する必要があるので注意しましょう。
  • AT車のオイル・レベル・ゲージと間違えないようにしましょう。
 

クルマのまわりを回って点検 - 2015/01/01
1.タイヤの空気圧のチェック
  • タイヤの接地部のたわみの状態により、空気圧が不足していないかを点検します。
  • タイヤ・ゲージがあれば、より正確に点検できます。
  • 空気圧が低いと燃費に影響します。
  • ときどき、スペア・タイヤの空気圧も点検しましょう。
 
2.タイヤの亀裂、損傷および異状な摩耗のチェック
  • 著しい亀裂や損傷がないかをタイヤの全周にわたり点検します。また、釘、石、その他の異物が刺さったり、かみ込んだりしていないかを点検します。
  • タイヤの接地面が異状に摩耗していないかを点検します。
  • 亀裂、損傷や異状磨耗したタイヤでの走行はとても危険です。早急に取り替える必要があります。
 
3.タイヤの溝の深さのチェック
  • 溝の深さに不足がないかをウェア・インジケーター(スリップ・サイン)などにより点検します。
  • スリップ・サインは、タイヤの溝の深さが1.6mm以下になると現れます。溝の深さが不足しているとタイヤがスリップしやすくなり、特に雨天時には大変危険な状態となりますので、スリップ・サインが現れたら、タイヤを交換しましょう。
 
4.ランプ類の点灯、点滅およびレンズの汚れ、損傷のチェック
  • エンジン・スイッチを入れ、ヘッドランプ、テール・ランプ、ライセンス・ランプ、ブレーキ・ランプ、クリアランス・ランプ、バックアップ・ランプなどの点灯具合やウインカ・ランプの点滅具合が不良でないかを点検します。
  • レンズなどに汚れや損傷がないかを点検します。
 
 

運転席に座っての点検 - 2015/01/01
1.ブレーキ・ペダルの踏みしろおよびブレーキのききのチェック
  • ブレーキ・ペダルをいっぱいに踏み込んだとき、床板とのすき間(踏み残りしろ)や踏みごたえが適当であるかを点検します。
  • 床板とのすき間が少なくなっているときや、踏みごたえがやわらかく感じるときは、ブレーキ液の漏れ、空気の混入によるブレーキのきき不良のおそれがあります。
 
2.パーキング・ブレーキ・レバーの引きしろのチェック
  • パーキング・ブレーキ・レバーをいっぱいに引いたとき、引きしろが多すぎたり、少なすぎたりしないかを点検します。
 
3.ウインド・ウォッシャの噴射状態のチェック
  • ウインド・ウォッシャ液の噴射の向きおよび高さが適当かを点検します。
 
4.ワイパの拭き取りの状態のチェック
  • ワイパを作動させ、低速および高速の各作動が不良でないかを点検します。
  • ウォッシャ液がきれいに拭き取れるかを点検します。
  • ワイパのから拭きは、ガラスを傷つけますので、ウォッシャ液を噴射してからワイパを作動させましょう。
 
5.エンジンのかかり具合および異音のチェック
  • エンジンが速やかに始動し、スムーズに回転するかを点検します。また、エンジン始動時およびアイドリング状態で、異音がないかを点検します。
 
6.エンジンの低速および加速の状態のチェック
  • エンジンを暖機させた状態で、アイドリング時の回転がスムーズに続くかを点検します。
  • エンジンを徐々に加速したとき、アクセル・ペダルに引っ掛かりがないか、また、エンスト、ノッキングなどを起こすことなくスムーズに回転するかを走行するなどして点検します。
  • 走行チェックもしてみましょう。
 
 

車の駆動方式 - 2015/01/01
 外観は同じように見える車も、エンジンの位置や駆動方式はいろいろあり、それぞれの方式によって走行性や乗り心地、さらに室内空間までが異なった性格を持つようになります。
*主な駆動方式は次のとおりです*
FR方式
FR方式駆動  フロントエンジン・リヤドライブ方式のことで、車体前部に位置したエンジンから変速機(トランスミッション)をへて、長いプロペラ・シャフトで後輪を駆動するもので、各種の乗用車やトラックに用いられています。この方式は、発進加速性や登坂力に優れていますが、プロペラ・シャフトがあるため、室内中央にトンネル状の突起ができることやシャフト等の重量増加などの短所もあります。
FF方式
FF方式駆動  フロントエンジン・フロントドライブ方式ーのことで、エンジンや動力伝達装置(トランスミッション、シャフト等)が車両前部にまとめてあり、前輪を駆動するもので、各種の乗用車に多く用いられています。前輪は駆動と走行の2大役目を受け持つことになりますが、室内スペース上、重量軽減上の有利さに加え、4輪が独立したサスペンションとなり、乗り心地の良さ、悪路での操縦性の良さが長所です。
RR方式
RR方式駆動  リヤエンジン・リヤドライブ方式は、エンジンや動力伝達装置が車両後部にまとめてあり、後輪を駆動するもので、大型バスや小型乗用車の一部に用いられています。駆動力の点では有利ですが、トランク内スペースが小さいこと、悪路での操縦性があまりよくないことが短所です。
4WD方式
4WD方式駆動  4ホイール・ドライブの略で、4輪全部が駆動します。フロントエンジン・オールホイールドライブ式ともいわれ、前部にあるエンジンの動力をトランスファで前後すべての駆動輪に分配する方式で、前輪または後輪のみに駆動を切り替えられるもの(パート・タイム方式)と、つねに前輪と後輪を駆動するもの(フル・タイム方式)があります。この方式は、オフロードカーをはじめ、最近は一般車にも増えてきました。悪路や雪上走行に適しているとともに、強力な登坂力を持っています。
 

ブレーキの種類 - 2015/01/01
 走行中のホイールの回転を止める自動車のブレーキのメカニズムには、ドラム・ブレーキとディスク・ブレーキの2種類があり、クルマの性能や性格で使い分けられています。
*「ドラム」と「ディスク」は、ブレーキ本体の根本的な形態、作業原理の違いをあらわしています*
ドラム・ブレーキの原理
ドラムブレーキの原理  ドラム・ブレーキは、ホイールと一緒に回転する浅い円筒(ドラム)の内側に、摩擦材を張ったシューを押しつけて回転を止めるしくみです。通常の走行ではドラム・ブレーキで充分ですが、レースやラリーのような高速走行で頻繁にブレーキをかけると、内部に摩擦熱が蓄積され、その熱でドラムが膨張してきます。つまり、摩擦係数が低下することになり、フェード現象が起こり、しだいにブレーキの効きめが弱まってしまいます。
ディスク・ブレーキの原理
ディスクブレーキの原理  ディスク・ブレーキは、フェード現象を避けるため、まずレーシングカー用に開発され、次第にスポーツカー、乗用車にも普及してきました。ホイールと一緒に回っている薄い円盤(ディスク)を、両側からパッドではさみ込んで止めるのがディスク・ブレーキのしくみで、ディスクは、常に自動車の走行によって起こる気流の中で回転し、冷却されているので、フェードを起こしにくいという特徴があります。
 

乗用車のボディの形状と種類 - 2015/01/01
走行中のホイールの回転を止める自動車のブレーキのメカニズムには、ドラム・ブレーキとディスク・ブレーキの2種類があり、クルマの性能や性格で使い分けられています。
*乗用車のボディの種類には次のようなものがあります*
セダン
セダン  最も一般的なタイプの箱形乗用車で前後2列の座席を備え、2ドアも4ドアもあります。
サルーンとも呼びます。
リムジン
リムジン  セダンを基本とし、運転席と後部の客席の間が仕切られた箱形乗用車です。
6~8人乗りとしたものや、ボディを長くしたものもあります。
クーペ
クーペ  2ドアで前席重視のスポーティな乗用車で、一般に2ドアセダンよりルーフが小さく車高も低くなります。
バックドアがあるのをハッチドアクーペとも呼びます。
コンバーチブル
コンバーチブル  折りたたみの幌屋根をもつタイプで、フルオープンからセミオープンまでいろいろあります。
ハードトップ
ハードトップ  本来は、コンバーチブルの幌のかわりに固いルーフを持つ車をいいましたが、現在はセンターピラーがなくドアにも窓枠のないものを指し、2ドアも4ドアもあります。
また、センターピラーがあってもサッシのないドアのセダンをピラードハードトップと呼ぶことがあります。
ステーションワゴン
ワゴン  セダンの変形で、車室を長くして、その後部を仕切りのないトランクルームにし、後面にドアを設けたタイプです。
 

ナンバープレートの見方 - 2015/01/01

 

(1) 運輸支局又は自動車検査登録事務所を表示する文字

例 「札幌」 札幌運輸支局

  「宮城」 宮城運輸支局

  「横浜」 神奈川運輸支局

  「相模」 相模自動車検査
            登録事務所

 

(2) 自動車の種別及び用途による分類番号
普通自動車
  • 貨物自動車   1及び10~19まで
    乗合自動車   2及び20~29まで
    乗用自動車   3及び30~39まで
小型自動車
  • 貨物自動車          4、6、40~49まで及び60~69まで
    乗用自動車及び乗合自動車  5、7、50~59まで及び70~79まで
特殊用途自動車
  • 8及び80~89まで
大型特殊自動車(次項に該当するものを除く。)
  • 9及び90~99まで
大型特殊自動車のうち建設機械に該当するもの
  • 0及び00~09まで

 

(3) プレートの大きさ
普通自動車で
  • 車両総重量8トン以上のもの
    最大積載量5トン以上のもの
    乗車定員30人以上のものは大型プレート

 

(4) 自家用か事業用かの別等を表示するプレートの色
  塗色
自家用
レンタカー用
駐留軍人軍属私有車両用等
白地
緑文字
事業用 緑地
白文字

 

(5) 自家用か事業用かの別等を表示する平仮名またはローマ字
自家用
  • さすせそたちつてとなにぬねのはひふ
    ほまみむめもやゆらりるろ
    (一般用)

    れわ(レンタカー用)

事業用
  • あいうえかきくけこを
駐留軍人軍属私有車両用等
  • EHKMTY よ

 

(6) 一連指定番号
・・・1から99-99まで
 

カーライフQ&A - 2015/01/01
Q1. なぜ定期点検が必要なんですか?

A1.
 
定期点検整備は車の故障を未然に防ぎ、また、車の性能維持を図るために行う予防整備のことで、いわば「車の人間ドック」のようなものです。
 定期点検を行うことは車の健康を維持し、寿命を延ばす秘訣になります。

 
Q2. 車検と定期点検整備の違いは何ですか?

A2.
 簡単に違いをいえば、 車検は一定期間ごとに国が行う検査で、 定期点検整備は、車の健康状態を定期的にチェックし、必要に応じて整備を行うことです。

 車検は、あくまでもその時点での車の安全面や公害面が基準に適合しているかどうかを、テスターや目視などによって検査するもので、次の車検までの安全性が保証されているものではありません。
 それに対して、定期点検整備は、車のトラブル防止や性能の維持を図るための予防整備であり、点検の結果、不具合箇所を整備します。その際、部品の摩耗などにより近々不具合になる恐れがある箇所についても、故障が発生する前に整備をして、一定期間の安全性等を担保するものです。

 トラブルのない快適なカーライフを楽しむためには、定期点検をきちんと受けて、安全性を確認し、悪い箇所は整備しておくことが大切なのです。

Q3. 整備事業場で行う車検とユーザー車検や代行車検との違いは
    なんですか?

A3.ユーザー車検とは、ユーザー自らが国の車検場に車を持ち込み、車検を受けるもので、 代行車検とはユーザーの皆さんに代わって、代行業者が車検を受けるというものです。

 整備事業場では、定期点検および点検の結果、必要となった整備を実施し、安全面、公害防止面を十分に確認したうえで車検を受けるという違いがあります。
 ユーザーに車の「保守管理責任」があるという観点からも、きちんと点検・整備を実施してから車検を受けることが望ましいといえます。
 なお、整備事業場では、定期点検を実施した車には、整備保証をしておりますので、引き続き安心して車を使用できます。
Q4. 定期点検整備とは、どういうところを点検・整備するのですか?

A4. 定期点検整備には1年(12か月)点検と2年(24か月)点検があり、故障を未然に防ぐための予防整備、また、ドライバーの安全維持と公害防止のために行うという、大変重要なものです。

 2年点検の代表的な点検項目は次のとおりですが、整備事業場では、プロとしての知識と技術を生かしてきびしくチェックし、必要に応じて整備を行います。

○代表的な点検項目
かじ取り装置
  • ハンドルの操作具合

  • ロッド、アーム類の緩み、がた、損傷の点検
制動装置
  • ブレーキのきき具合の点検
  • ブレーキ・パッドの摩耗の点検
  • ブレーキ・ディスクの摩耗、損傷の点検
  • ディスク・キャリパの液漏れ、機能、摩耗、損傷の点検
  • ブレーキ・ライニングの摩耗の点検
  • ブレーキ・ドラムの摩耗、損傷の点検
  • ホイール・シリンダの液漏れ、機能、摩耗、損傷の点検
走行装置
  • ホイール・ベアリングのがたの点検
緩衝装置
  • サスペンション取付部、連結部の緩み、がた、損傷の点検
  • ショック・アブソーバの損傷、オイルの漏れの点検
動力伝達装置
  • ドライブ・シャフトの連結部の緩みの点検
点火装置
  • 点火プラグの状態
  • 点火時期の点検
原動機
  • ファン・ベルトの緩み、損傷の点検
  • エア・クリーナ・エレメントの汚れ、詰まりの点検
  • 排気ガス・テスターを使ってのCO、HCなどの点検
公害防止装置
  • 公害発散防止装置等の点検
Q5. 車検を受ける際の、総費用はどれくらいかかるのですか?

A5. 車検の際の総費用は、車の点検・整備に必要な技術料と部品代などの点検・整備料金と、自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料などの税金等諸費用の二つに大別されています。

あらかじめ見積もりを掲示してもらい、整備事業場との合意のうえで車検作業を依頼しましょう。

・車検時には点検・整備料金と税金等の諸費用が必要です。
・また、このほかに車検代行手数料や消費税等が必要です。







点検技術料金定期点検が義務づけられている項目の点検を行う
技術料金
整備技術料金・点検の結果、整備が必要な箇所の整備を行う技術料金

・お客さまのご用命により行う整備の技術料金
部品・油脂代金使用部品、エンジン・オイル等の代金
その他点検のためのエンジン、下廻り等の洗浄料金等






自動車重量税車検時に国に納める税金
37,800円
自賠責保険料自動車使用者が必ず入らなければならない法律で
定められている強制保険の保険料
30,680円(24か月契約の場合)
検査手数料検査を受け、自動車検査証の交付を受けるための
国へ納める手数料
1,400円
合計68,980円
例:1800ccクラスで車両重量1.3tの小型自家用乗用車
 

平成18年度「自動車点検整備促進全国キャンペーン」PRラジオ放送 - 2015/01/01

 (社)日本自動車整備振興会連合会より、下記の通り「マイカー点検キャンペーン」に関するラジオスポットを放送する旨、告知がありましたのでお知らせします。

放送局
文化放送
放送日時
平成18年9月1日(金)~9月29日(金) 11時40分~11時50分
番組名
「純喫茶」(10分番組)
パーソナリティ 谷村 新司
概要
20秒/2ベルト
(昨年同様、1日に2本の放送とし、「マイカー点検キャンペーン」と「マイカー点検教室告知」を放送)
内 容
1.マイカー点検キャンペーン 告知編
SE : エンジンがかかる音(スタータ)
男性: "点検で聞こえる愛車の「ありがとう」"をスローガンに
     ただいま、マイカー点検キャンペーンを実施中。
女性: 車のトラブルはあなたの生活はもちろん、環境にも影響が…
     日頃の点検とプロの整備で、安心できる未来を守りましょう。
男性: 自動車整備振興会です。

2.点検教室 告知編
SE : ピンポーン(チャイムの音)
女性: 車のトラブルを未然に防ぎたいというあなた!
男性: いま全国で、クルマの日常点検やトラブル対処法を
     無料でお教えするマイカー点検教室が開催中ですよ。
女性: お問い合わせは、各都道府県の自動車整備振興会へ。

  ■ 文化放送「谷村新司 純喫茶」(リンク)

 

日常点検・定期点検のための政府広報実施について - 2015/01/01

 平成18年9月、10月の2ヶ月間を強化月間として実施する「自動車点検整備推進運動」の一環として日常点検と定期点検の大切さ等をPRする政府広報(ラジオ番組)の放送をお知らせします。

番組名
「中山秀征の愛してJapan」
パーソナリティー :中山秀征
( 若い世代に関心のあるテーマを取り上げ、トークとCMを通じて施策の基本を解説します。)
放送局
FM東京
放送日
平成18年8月26日(土)AM9:30~AM9:55
テーマ
知ってますか?車の日常点検のポイント
内 容
9月1日から10月31日までは「点検整備推進強化月間」です。
車を安全に走らせるには、日常点検と定期点検をしっかりと行うことが大切。
ちょうど人が健康診断や人間ドックを受けるのと似ています。
そこで点検整備の大切さを知って頂くために、国土交通省の野津真夫さんと、千葉県の自動車整備業者・黒澤自動車の黒澤弘明さんにスタジオにお越し頂き、正しい日常点検について分かり易く解説して頂きます。


  ■ 内閣府大臣官房政府広報室「政府広報オンライン」(リンク)

 

スズキ・エブリィ(マツダ・スクラム)のバックドア不具合へ注意喚起 - 2015/01/01

 国交省は、「スズキ株式会社より、スズキ・エブリイ(マツダ・スクラム(スズキのOEM車))のバックドアを開ける際、開く速度が速くなる等により開放時にドアが体に当たり怪我をするおそれがあることから、本日より、ユーザーに対し使用上の取扱いについて注意喚起をする旨」の報告があったことを発表した。


≪不具合の内容≫
  バックドア開放の際、急激に開放しないよう取り付けられているバックドアバランサのシリンダ内部のピストンに装着されているOリングが膨潤してピストンとの密着が悪くなり、減衰力が低下するものがある。このため、ドアの開放する速度が早くなるもの、また、早く開放した反動でドアが上下に動揺しドアを支えているバックドアドアバランサのドア取付部が破損するなどにより、ドアが体に当たり怪我をするおそれがある。
  (不具合発生件数:29件、うち身体の一部にドアが接触したもの7件)
≪スズキ株式会社における当面の対策≫
  スズキ株式会社では、Oリングが膨潤する原因を特定出来ていないことから、事故防止のため当面の対策として、ダイレクトメールによりユーザーへ取扱いに関する注意喚起をし、ユーザーの申し出により販売店において点検し、必要に応じてバックドアドアバランサを良品と交換する。

車名
型式
通称名
対象車の範囲及び製作期間
対象台数
スズキ
EBD-DA64V
エブリイ
DA64V-00072~DA64V-164151
約54,200台
平成17年8月6日~平成18年7月27日
DA64V-00016~DA64V-630995
約1,530台
平成17年8月24日~平成18年7月18日
ABA-DA64W
DA64W-00098~DA64W-153619
約40,200台
平成17年8月6日~平成18年7月28日
マツダ
EBD-DG64V
スクラム
DG64V-00002~DG64V-134049
約5720台
平成17年9月2日~平成18年7月19日
GBD-DG64V
DG64V-00001~DG64V-630242
約340台
平成17年8月30日~平成18年7月19日
ABA-DG64W
DG64W-100002~DG64W-131984
約2,850台
平成17年9月1日~平成18年7月27日
6型式
2車種
(製作期間の全体の範囲)
合計
平成17年8月6日~平成18年7月28日
約104,840台

 

後付け部品のサイドマーカーに関わる自主改善の実施について - 2015/01/01

 国交省は、フォルクスワーゲングループジャパン(株)より「後付け部品としてディーラーで販売したサイドマーカーについて、道路運送車両の保安基準に抵触することから、自主改善を実施する」旨の報告があったと発表した。

≪自主改善開始日≫
  平成18年8月24日

≪不具合の内容及びクレーム件数≫
  正規ディーラーより後付け部品として販売し、車体の側面最後部に取り付けられた反射器(リヤサイドマーカー)の反射光の色が、車両の後方に白色で反射するため、保安基準に抵触することとなる。
  クレーム件数:0件

≪改善の内容≫
  対象の全車両は、標準装備されていた赤色又は橙色の反射器に交換する。

≪使用者への周知方法等≫
  ダイレクトメール等で通知する。

≪問い合わせ先≫

フォルクスワーゲンカスタマーセンター
電話番号: 0070-800-551133

名称
部品番号
自主改善対象部品の販売期間
自主改善対象数
備考
フォルクス
ワーゲン
J1CDB5A03
平成15年8月21日~平成16年8月2日
350
ニュービートル用
(2000~2005 年式)
ニュービートル
カブリオレ用
(2003~2005 年式)
■後付け部品のサイドマーカーに関わる自主改善の実施について(国交省)

 

フィットアリアの三元触媒組み付け間違いによる自主改善の実施について - 2015/01/01

 国交省は、HONDA AUTOMOBILE (THAILAND) CO.,LTD.より「製造ラインにおいて三元触媒の組み付けを間違ったため、自主改善を実施する」旨の報告があったことを発表した。
 なお同省は、この状態においても道路運送車両の保安基準を満たしている、としている。

≪自主改善開始日≫
平成18年8月24日

≪不具合の内容及びクレーム件数≫
車両の製造工場において、三元触媒の主要成分量の異なるものを装着した。
クレーム件数:0件

≪改善の内容≫

全車両、三元触媒を点検し、対象となるものについては、正規な触媒に交換する。
≪使用者への周知方法等≫
ダイレクトメール等で通知する。

≪問い合わせ先≫
本田技研工業株式会社 お客様相談センター
電話番号: 0120-112010


車名
型式
通称名
自主改善対象車の範囲及び製作期間
対象台数
ホンダ
DBA-GD8
フィットアリア
GD8-1300560~GD8-1301849
235
平成17年11月24日~平成18年4月28日
GD8-1300590~GD8-1302094
222
平成17年11月17日~平成18年4月27日
 
1型式
1車種
(製作期間の全体の範囲)
合計457台
平成17年11月17日~平成18年4月28日

  ■ホンダフィットアリアの三元触媒組み付け間違いによる自主改善の実施について(国交省)

 

自動車点検整備推進協議会、「点検お知らせ隊結団式」開催と展開を発表 - 2015/01/01

 自動車点検整備推進協議会(国交省と自動車関係30団体※で構成)は、自動車ユーザーの保守管理意識を高め、日常点検整備、定期点検整備等点検・整備の確実な実施を推進し、自動車の安全確保と環境保全を目的とした「自動車点検整備推進運動」を平成18年9月、10月の2ヶ月間を強化月間として全国的に展開すると発表した。

 また、強化月間に先立ち8月29日(火)には、国土交通省にて一級自動車整備士等から構成される 「点検お知らせ隊の結団式」を開催する予定。
また、結団式においては点検お知らせ隊隊長に任命された「キューティー★マミー」(堀ちえみさん、松本伊代さん、早見優さん)の3人が松村龍二国土交通副大臣に決意表明を行い、隊長からリーダー(お笑いタレントの「レギュラー」さん)へフェスティバルへの出動の辞令交付を行うとしている。

 さらに、9月16日(土)に千葉県八千代市「フルルガーデン八千代」にて、9月30日(土)に愛知県蒲郡市「ラグーナ蒲郡ラグナシア」にて、10月14日(土)に京都府船井郡京丹波町「道の駅丹波マーケス」にて、自動車点検フェスティバルを開催する。
自動車点検フェスティバルでは、点検お知らせ隊による安全点検講習会、クイズラリー等を予定。
ステージアトラクションとして点検お知らせ隊のリーダー等によるイベントやキャラクターショーなどを行うとともに、協賛団体出展コーナーなどを通じて一般のドライバーの方に自動車点検・整備の重要性を呼びかける予定になっている。
その他、運動期間中、各地で自動車の保守管理意識の高揚に関する様々なイベント等を開催する。

  国交省では「ディーゼルクリーン・キャンペーン」(10月を重点実施期間とし、全国的に実施する)との連携を図るとしている。

 

※自動車点検整備推進協議会 (順不同)
(社)日本自動車工業会 (財)日本自動車教育振興財団
(社)日本自動車整備振興会連合会 (社)日本損害保険協会
(社)日本自動車販売協会連合会 全国共済農業協同組合連合会
(社)日本中古自動車販売協会連合会 全国労働者共済生活協同組合連合会
(社)全国軽自動車協会連合会 (社)日本自動車部品工業会
日本自動車輸入組合 (社)全国自動車部品商団体連合会
(社)日本自動車連盟 全国自動車電装品整備商工組合連合会
(社)全国自家用自動車協会 自動車用品小売業協会
(社)日本バス協会 (社)電池工業会
(社)全日本トラック協会 全国ディーゼルポンプ振興会連合会
(社)全国乗用自動車連合会 日本自動車車体整備協同組合連合会
(社)全国レンタカー協会 全国タイヤ商工協同組合連合会
(社)日本自動車タイヤ協会 (社)日本自動車車体工業会
全国石油商業組合連合会 全国自動車部品販売店連合会
(財)自動車検査登録協力会 日本自動車部品協会

  後援:内閣府、警察庁、環境省
  協力:自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会、独立行政法人自動車事故対策機構

  ■(参考) 点検お知らせ隊結団式の概要 (国交省リンク)
  ■(参考) 昨年度(平成17年度)の点検整備推進運動実施結果 (国交省リンク)

 

国交省、自動車整備士技能検定学科試験問題の一部誤りを発表 - 2015/01/01

 国交省は、同省が平成18年7月19日に行った平成18年度第1回自動車整備士技能検定学科試験(二級ジーゼル自動車整備士)において、学科試験問題の一部に間違いがあったと発表した。
 同省によると、四択の問題において誤りである選択肢を正答扱いとして採点したミス(1問)があったことが判明たため、この採点ミスがあった問題を正答扱いとして採点し直した。
  これにより、 8月2日に発表があった合格者に加え、新たに19名(合計198名)の受験者が合格となった。

  ■ 自動車整備士技能検定の学科試験問題の一部に誤りがありました(国交省リンク)

  ■ 採点誤りがあった問題(国交省リンク)

 

平成18年度 第1回 検定学科(筆記)試験問題と解答 - 2015/01/01
■平成18年度 第1回 検定学科(筆記)試験(平成18年7月19日実施)
2級ジーゼル
試験問題 (760KB)
解答 (62KB)
※「自動車セミナー」(交文社)より
問題7に誤りがあり、受験者全員正答扱いとされました。
※詳しくは国交省HPをご覧ください(リンク)
3級ガソリン
試験問題 (460KB)
解答 (68KB)
※「自動車セミナー」(交文社)より
問題9に誤りがあり、受験者全員正答扱いとされました。
※詳しくは国交省HPをご覧ください(リンク)
 

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