4/28■国交省・平成15年度自動車アセスメントを公表 |
国土交通省は、独立行政法人自動車事故対策機構の協力の下、自動車の安全性能の比較試験を自動車アセスメントとして実施、その結果を公表した。
平成15年度より自動車が歩行者に衝突した場合における歩行者の衝撃を低減させる性能を評価する歩行者頭部保護性能試験を新たに実施、販売実績の多い乗用車17車種[軽乗用車4車種、小型・普通乗用車13車種(うちワンボックス及びミニバン4車種)]及び商用車2車種についてアセスメントを実施した。
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4/28■国交省・知的障害、精神障害のある方への交通従事者向け応対マニュアルを作成 |
交通バリアフリー法の制定時には、知的障害のある方、精神障害のある方を対象とした交通バリアフリー化については、公共交通を利用するにあたって何がバリアーとなるのか、また、それに対して効果的な施設整備があるのか、周囲の協力が重要ではないのか、情報提供のあり方を工夫できないかなど、その対応方策の確定が困難であったため、交通バリアフリー法の直接の対象とはされていなかった。
しかし、国土交通省では、様々な障害を持つ方や立場の異なる方々の意見を聞きながらバリアフリー化を進めることは非常に重要と考え、知的障害のある方、精神障害のある方について、障害者ご本人や介助者、精神科医の方々を対象に公共交通を利用する際の課題の把握、それぞれの症状における望ましい対応方策等について調査を行うとともに、この調査の結果を踏まえ、交通事業に従事する職員向けマニュアルを作成した。 ![](img/16nendo/040428_outaimanual.gif)
このマニュアルは、知的障害のある方、精神障害のある方の基礎知識や、応対のポイントなどを障害者ご本人や専門家の方々のご意見を参考にしながら、分かりやすくまとめたもので、国土交通省は今後、全国の公共交通事業者に配布する予定とのこと。
詳細は国土交通省プレスリリースをご覧下さい。 |
4/26■東京都、自動車税(納付促進)パンフレット |
東京都より、「自動車税」納付についてのパンフレットが発行されました。
ユーザから質問の多い内容を「Q&A」形式で説明するコーナーや、「自動車と税金あれこれ」も掲載されており、ユーザに自動車税の納税義務を周知させる内容となっております。
都では従来の金融機関/郵便局に加え、コンビニエンスストアでの納付サービスを現在、行っております。
東京都自動車税パンフレット(pdf/1.2M)
(右の画像をクリックしてもパンフレットが表示されます)
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![](img/16nendo/040426tokyotax.gif) |
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4/23■自動車検査票の走行距離記載に関するお願い |
平成16年1月から、自動車検査票の備考欄に当該自動車の検査時における走行距離計表示値を記載することとなりましたが、走行距離が記載されていないものや、記載距離の間違いが見受けられるケースが多数あるとの指摘がありました。
走行距離記載についてはお間違えのないようご記入ください。
主な改正概要(再掲)
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(1)主な改正概要
@自動車検査票1の走行距離計表示値欄への記載は、原則としてあらかじめ申請者が100q未満の数値を切り捨てて記載します。
A走行距離計を確認することが必要な自動車についての規定とともに、自動車検査票の備考欄の記載例について規定されました。
B指定整備工場扱いの自動車に係る総走行距離計の表示値の確認方法が規定されました。
C様式1(自動車検査票1)が改正され、走行距離計表示値欄が設けられるとともに、原動機・動力伝達装置欄に速度抑制装置が追加されました。
(2)走行距離計表示値の記載をする自動車
普通自動車及び小型自動車が対象です。ただし、最高速度20キロメートル毎時未満の自動車及び被けん引自動車を除きます。
(3)その他
@この改正規定の際は、現にある改正前の様式1による自動車検査票は、改正後の様式1にかかわらず、当分の間、車台番号欄近くの余白に走行距離計表示値欄をゴム印等により記載することにより使用することができます。 |
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4/21■平成15年度上半期、国土交通省が発出した「整備命令」は3,572件 |
新聞報道によると、平成15年度上半期(4〜9月)において、国土交通省が発出した「整備命令」の件数は3,572件で、半期分だけで前年度1年分を上回った。
3,572件の内訳は、整備不良関係が929件、不正改造関係が2,643件で、整備命令全体の7割以上が不正改造に関る内容であった。
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4/19■東京都 粒子状物質減少装置補助金申請受付のお知らせ |
東京都では、平成16年7月以降にディーゼル車規制の対象となる短期規制(平成6年規制)車両に対して、粒子状物質減少装置補助金申請の受付を以下のとおり行いますのでお知らせします。
対 象 車 両 |
申 込 期 間 |
平成16年7月1日以降に規制対象となる短期規制車両(平成6年規制:車両型式KC車)
(初度登録:平成9年7月1日〜平成13年9月20日の短期規制車両)
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※ 車両総重量3.5t超、都内登録車両に限る
※ お問合せ先:東京都環境局自動車公害対策部規制課
電話03−5321−1111内線42−555、556
(参考)東京都環境局ディーゼル車規制総合サイト(クリックしてください) |
4/19■国交省・ホイール・ボルト折損による車輪脱落事故防止対策を講じる |
国土交通省は、車輪の脱落事故防止について、依然として車輪の脱落事故が連続して発生していることから、次の対策を講じることとした。
■緊急点検の指示
国土交通省は、大型車の使用者、自動車メーカー等に対し、ホイール・ボルトの緊急点検を指示した。
(1)大型車(車両総重量8トン以上)の使用者は、出来る限り速やか(遅くとも5月15日まで)に、次の措置を講じること。
@大型車について、点検ハンマを使用する等により、ホイール・ボルト、ナットに折損、緩み等がないかを点検すること。
A点検の結果、異常がある場合には、ホイール・ボルトの交換、規定のトルクによる締付け等、所要の整備を行うこと。 |
(2)自動車メーカーは、緊急点検及びその結果必要となる整備の実施方法に関する情報について、大型車の使用者及び整備事業者等への周知徹底を図ること。 |
■検討会の設置
国土交通省は、(独)交通安全環境研究所に「ホイール・ボルト折損による車輪脱落事故に係る調査検討会(座長 森沢武蔵工業大学教授)」を設置する。
検討会においては、ボルト折損の原因を詳細に調査することにより、有効な点検整備の方法の他、使用、構造等の対策についても検討し、本年秋を目途に結論を得る予定。
■参考資料「大型車のホイールボルトに係る車輪脱落事故発生状況」 ![](../mtou_paper/img/pdf_sicon.gif)
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4/16■「タイヤの日」タイヤ点検結果。タイヤ整備不良率は25.3% |
日本自動車タイヤ協会は、4月6〜8日にわたり、全国9カ所の高速道路SA等で「タイヤ点検」を実施した。
□タイヤ点検の概要
・乗用車系555台、貨物系78台の合計633台
□タイヤ整備の車種別状況
タイヤの整備不良車両は、点検台数633台中160台、不良率は25.3%となり、およそ4台に1台の割合で安全走行に不安がある状況。
車種 |
点検車両台数 |
タイヤ整備不良台数
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不良率 |
乗用車系 |
555 |
137 |
24.7% |
貨物系 |
78 |
23 |
29.5% |
合 計 |
633 |
160 |
25.3% |
□タイヤ整備不良の項目別内訳
乗用車系、貨物系ともに「空気圧不足」が1位となっている。
項 目 |
乗用車系 |
貨物系 |
計 |
件数 |
不良率 |
件数 |
不良率 |
件数 |
不良率 |
タイヤ溝不足 |
9 |
1.6 |
3 |
3.8 |
12 |
1.9 |
偏摩耗 |
12 |
2.2 |
1 |
1.3 |
13 |
2.1 |
外傷 |
4 |
0.7 |
0 |
0 |
4 |
0.6 |
釘・異物踏み |
4 |
0.7 |
0 |
0 |
4 |
0.6 |
空気圧不足 |
87 |
15.7 |
18 |
23.1 |
105 |
16.6 |
空気圧過多 |
28 |
5.0 |
1 |
1.3 |
29 |
4.6 |
その他 |
8 |
1.4 |
3 |
3.8 |
11 |
1.7 |
計 |
152 |
- |
26 |
- |
178 |
- |
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4/14■保有する個人情報の情報管理徹底のお願い |
民間の保有する個人情報の漏えい事案が多数発生していることから、国土交通省より当会に対して、整備事業者等が保有する個人情報の情報管理の徹底等について以下のとおり要請がありました。
1.保有する個人情報へのアクセス管理の徹底、個人情報の情報管理体制の整備、企業の内部関係者による個人情報の持ち出しの防止に係る対策、外部からの不正アクセスの防御等情報管理システムの堅牢化に努めること。
2.必要に応じて、個人情報の取扱い等について外部に示す個人情報保護方針(プライバシーポリシー)等の策定・見直しを検討すること。
3.個人情報の漏えいの事実を把握した場合には、直ちに国土交通省へ報告するよう努めること。 |
4/14■自動車登録番号等の変更に関する取扱いの一部改正 |
自動車登録番号等について、自動車検査登録事務所等の新設により運輸支局等の管轄区域が変更された場合には、その都度、経過措置により変更不要として取り扱われていましたが、今後、市町村合併の活発化に伴い、運輸支局等の管轄変更が頻発することが考えられることから、このたび国土交通省では、道路運送車両法施行規則及び自動車登録規則の一部を改正し、「合併後の同一市町村内に使用の本拠の位置がある限りは自動車登録番号等の変更は必要ない」ことについて、本則に規定されました。
また、盗難及び紛失等による自動車登録番号標の再交付にあたっては、自動車登録番号標等を利用した犯罪を防止すること等から、同一番号を交付しないこととなりましたことをお知らせします。 |
4/14■OCRシート(第8号様式)の一部改正等 |
平成16年3月31日に「道路運送車両法施行規則及び自動車の登録及び検査に関する申請書等の様式等を定める省令の一部を改正する省令」が公布され、自動車検査証の記載事項(被牽引自動車関係)が改正されるとともに、OCRシートの8号様式が改正されることとなりました。
この省令は平成16年7月から施行されますが、経過措置として、OCRシート(8号様式)については施行後も当分の間使用することができます。(新OCRシートの頒布時期等については、わかり次第お知らせ致します)
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4/13■シリーズ「てんけんくんが行く」 第4弾!! |
![](img/16nendo/20040413tenken02.jpg)
てんけんくんがさまざまな業界・業種へ突撃取材を行うシリーズ「てんけんくんが行く」の第4弾として、「ジェットフォイル」の整備担当の方に「点検整備の重要性」についてお話を伺った。
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4/8■希望ナンバー制の一部を見直し |
国土交通省は、希望ナンバー制について、これまでの利用状況等を反映して平成16年5月6日から、次のとおり制度の一部見直しを行うと発表した。
一般希望番号となり、抽選を待たずに予約申込みができる番号
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2000
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3000
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抽選希望番号になる番号(抽選により交付)
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8
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88
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■事業用自動車(通称:青ナンバー)については、抽選対象希望番号制を廃止し、一般希望番号制のみとする。
□インターネットでの希望ナンバー申込アドレス
http://www.kibou-number.jp/ :平成16年5月6日(木)
(午前0時より稼動)
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4/5■日整連、「点検整備の必要性・重要性のPR活動」について自工会へ要望 |
日整連では去る3月18日、自工会に対し、傘下の各自動車メーカーが各種メディアを利用したPR活動を実施する際、併せて「点検・整備の必要性・重要性」を訴えていただくよう要望を提出した。
本要望の主な内容は以下のとおり。
■自動車ユーザーに対する「自動車の点検・整備啓発」に関するお願いについて(概要)
自動車は国民生活に不可欠な存在となっており、既に7,700万台を超えている。その反面、交通事故、大気汚染等の原因ともなる。自動車は耐久性が著しく向上したとはいえ、メンテナンスを行うことを前提に製造されており、適切な点検・整備を実施しない等により高速道路等で立往生した光景も依然散見され、安全・快適に、かつ、不具合なく使用するには定期的な点検・整備が必要なことは言うまでもない。ついては、定期点検整備の実施率の向上を図り、ユーザーが安全・快適に、かつ、不具合なく自動車を使用するため、次についてご配慮をお願いしたい。『貴工業会及び傘下の各自動車メーカーがテレビ、新聞、雑誌等を媒体としたPR活動を行う際には、併せて各種手法を用い、点検・整備の必要性・重要性を訴えて頂きたい』 |
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4/5■総務省、車検の有効期間延長等、規制緩和の効果分析まとめる |
新聞報道によると、「総務省は4月2日、国土交通省、経済産業など7省が管轄する計126の検査・検定制度に対する政策評価結果をまとめた。規制緩和によるコスト削減や経済効果を分析し、車検制度の場合、有効期間の延長によりユーザーの負担が年間57億5,300万円減ったという。評価は、2002年8月から同省の出先機関を通じ、受検者や検査・検定実施機関を対象に実施。その結果、規制緩和された84制度のうち、49制度でコスト削減効果がみられた。特に車検制度は、95年に車齢が11年を超える検査証の有効期間を1年から2年に延長したことにより、受検コストの減少から生じる消費誘発などの間接的な影響を含めると、最大で189億6,800万円の経済波及効果があるとしている。こうした結果を受け総務省は、検査・検定制度を所管する省庁自らが規制緩和によるコスト削減効果を把握、分析し、規制改革を進めるよう求めた」(以上、4月3日付日刊自動車新聞より)
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4/2■春の全国交通安全運動 4月6日(火)〜15日(木) |
重点目標
1.子供と高齢者の交通事故防止
2.自転車の安全利用の推進
3.シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
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4/2■チャイルドシートのリコール届出(後付装置リコール制度施行後、最初の後付装置リコール届出) |
リーマン株式会社より、同社が製造している年少者用補助乗車装置(チャイルドシート)について、道路運送車両法に基づくリコール届出が国土交通省にあった。
本届出は平成16年1月1日に後付装置リコール制度が施行後、最初の届出となる。
■リーマン株式会社製、2001年2月から2003年8月までに生産した幼児用チャイルドシート「ピピシェルティ」(LYA-312)、6,196台が対象。ロック機構などを変えた結果、衝突時の頭部移動量が大きくなり、保安基準に適合しないおそれがあり、全品、代替品と交換。新聞広告や店頭告知などを通じてリコールが周知される。
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4/2■リコール・改善対策の届出(平成16年1〜4月分) |
国土交通省では、平成16年分(1〜4月)のリコール・改善対策の届出を更新した。
■国土交通省リコール・改善対策の届出 |
4/2■リコール届出件数及び対象車両数(平成15年度) |
国土交通省では、平成15年度のリコール届出件数及び対象車両数について発表した。
平成15年度におけるリコール届出件数は、国産車123件、輸入車81件の計204件、対象台数は国産車4,239,421台、輸入車181,131台の計4,420,552台となり、届出件数は平成12年度の176件、対象台数は平成13年度の3,290,877台を超え、ともに過去最高となった。
■平成15年度のリコール届出件数及び対象車両数![](../mtou_paper/img/pdf_sicon.gif) |