自動車検査登録協力会(中田敏郎理事長) が集計した平成17 年3 月末現在の自家用乗用車の世帯当たり普及台数は、1.112 台となり、前年の1.104 台から0.008 台増加した。同会が毎月発行している自動車保有車両数月報と総務省が発表した住民基本台帳に基づく人口及び世帯数をもとに、登録車と軽自動車を合わせた自家用乗用車の世帯当たり普及状況をまとめている。
平成17 年3 月末現在の自家用乗用車の保有台数は、56,017,553 台となり、前年に比べ996,570 台(1.8%) 増加した。世帯数は50,382,081 世帯で、同544,350 世帯(1.1%) 増加した。
この結果、自家用乗用車は1 世帯に1.112 台普及した。
自家用乗用車の世帯当たり普及台数は、昭和51 年に0.505 台( 保有台数17,134,203 台、世帯数33,911,052 世帯) と2 世帯に1 台であったが、保有台数が3 千万台を超えた平成元年には0.751 台(30,457,047 台、40,561,404 世帯)、平成8 年には1.000 台(44,812,546 台、44,830,961 世帯) と1 世帯に1 台時代を迎えている。
都道府県別にみると、@福井(1.754 台) A富山(1.731 台) B群馬(1.702 台) C岐阜(1.688 台) D山形(1.645 台) E栃木(1.643 台) F茨城(1.628 台) G長野(1.599 台) H山梨(1.544 台) I石川(1.531 台) J新潟(1.530 台) K福島(1.511 台) L三重(1.500 台) と、上位13 県で1.5 台以上の普及となっている。世帯当たり1 台以上普及しているのは、前年同様42 道県であった。
世帯当たり1 台に満たないのは、@東京(0.538 台) A大阪(0.729 台) B神奈川(0.820 台)C京都(0.915 台) D兵庫(0.969 台) となっている。
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