JAFでは、本格的な春の行楽シーズンを前に、昨年のゴールデンウィーク期間における「ロードサービス救援データ」をもとに、ドライブ時の注意点をまとめた。
昨年の同期間中(平成17年4月29日より5月8日まで)の統計によると、全国における救援件数は85,788件。その出動理由を見ると、一般道路では「バッテリーあがり」(一般道路全体の30.77%)、「キー閉じこみ」(同19.91%)、高速道路では「タイヤのトラブル」(高速道路全体の26.34%)、「燃料切れ」(同10.42%)が上位を占めている。
特に、高速道路での出動理由のおよそ4分の1を占める「タイヤのトラブル」は、異物を踏んで発生する「パンク」のほか、空気圧が適正でないためにタイヤが破裂する「バースト」なども目立っていた。また「燃料切れ」もおよそ1割を占めており、「もう少しくらい走れるだろう」といった思い込みによって、道路上でストップする傾向が見られた。
このシーズンの行楽地への道路は、どこも混雑や渋滞が予想されることから、帰省や旅行などで長距離ドライブにお出掛けの際には、無用なトラブルを避けるため、まず出発前に車の点検を済ませるようJAFでは呼び掛けている。
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