- 設計及び監理会社は、３〜４社の大手設計事務所を対象に「指名型プロポーザル方式」をもって一社を選定（特定）することとする。
【注】
｢プロポーザル方式｣(ミニ入札方式)とは､設計の考え方や設計条件等をあらかじめ提案させ､入札と同様な競争によって､設計者の能力を総合的に判断し､最も適した設計者を選定する方法｡コンペ方式では万全の準備を前提にした競争入札となり､詳細な設計案を作成するため設計者､発注者とも費用がかかるが､プロポーザル方式では設計者､発注者とも手間､費用が省ける利点ある｡
方式は､費用･労力･時間の効率化のほか､土地取得前の準備作業が行い得る｡
- 設計プロポーザルの「実施要領」は、別に定める。
- 設計プロポーザルの実施結果（参加企業名、設計提案趣旨、設計工程計画、実施方法等）は、客観性、公平性、透明性等の観点から会員に「情報開示」を行うこととする｡
【注】
平成12年11月22日(水)､「株式会社日建設計」､「株式会社大建設計」､「株式会社松田平田」の三社を対象に、設計プロポーザルに係る「ヒヤリング」を実施した。そのなかで、提案の的確性･独創性･実現性、実施方針の妥当性、工程計画の妥当性、取り組み意欲、主要業務実績・類似業務実績、技術者数、意匠担当主任技術者の経験･能力等を総合的に審査（評価）した結果、次の設計事務所が優れていたとして特定（指名）した。なお、当日の審査（評価）は、両団体の正副会長･正副理事長らがその任にあたった｡
株式会社松田平田(代表取締役 中 園 正 樹)
本社所在地 東京都港区元赤坂1ｰ5ｰ17 電話3403ー6161(代)
資本金 60,000,000円 所員数390名(一級建築士201名)
(本会館建設担当者) 総括責任者(建築･技術室長) 梅 村 旃 二
プロジェクト主任技術者 浦 谷 健 史
意匠担当主任技術者 小 林 晋
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