前回に引き続き、エンジンオイル編です♪
この日、ちょうどエンジンオイルを交換する車がきていたとのことで、作業風景を見学させて頂きました!
ジャッキアップした車体の下に、このようなオイル受けをセットします。
車体下部にあるオイルパン(オイルを溜めておく場所)のねじを外します。
すると、オイルが流れ出てきます!
オイルが抜けきったら、お次は、オイルフィルター!
オイルフィルターって…?
オイルエレメントと呼ばれることもあります。
エンジンオイルがエンジン内を循環する際、金属同士の摩擦で発生したスラッジ(ゴミ)などをろ過するという大切な役割を担っているのがオイルフィルターです。
オイルフィルターにゴミが溜まり目詰まりを起こしたりすると、エンジンオイルを十分にろ過することができず、エンジンオイルが汚れ、エンジンに負担がかかったり、故障の原因になることも…!
オイルフィルターの交換時期は?
よく耳にするのが、エンジンオイル交換2回につきオイルフィルター交換1回。
しかし、これも車種や走行の仕方などにより異なりますので、オイル交換等の際、整備工場に相談しましょう!
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さて、作業風景に戻ります。
オイルフィルターは特別な工具を使って取り外します。
「オイルフィルターレンチ」というものらしいです。
普段あまりお目にかかれない工具にワクワク…!
オイルフィルターを外すとこんな感じ。
このとき付着しているオイルをきれいに拭き取ります。
新しいオイルフィルターをセットして
今度はエンジンの上部からエンジンオイルを注ぎ込みます。
そうしたら、一度エンジンをかけ、オイルを循環させます。(1分程度)
このとき交換したオイルフィルターにエンジンオイルが染み込むため、入れた量より少しオイルが減ります。
エンジンを停止させ、最後にもう一度エンジンオイル量のチェックをします。
これでエンジンオイル交換完了!
さて…エンジンオイルには「規格」があります。
今回使用したオイルは
5W-30という規格のオイルです。
この数字が意味することは…!?
ただし、数字だけの判断でオイルを選ぶのは危険です!
走行の仕方や、その車種の特性にあったオイルがあるので、整備工場に相談しましょう!
次回は、タイヤについてお送りしたいと思います♪