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2015/09/01最近の話題

国交省、平成26年度中のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故発生状況を公表

国土交通省は、車輪脱落事故発生状況の推移とともに平成26年度中の同事故発生状況について取りまとめ公表した。
それによると、大型車(車両総重量8t以上のトラック又は乗車定員30人以上のバス等)のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故は平成23年度以降3年連続で増加しており、平成26年度は45件発生。前年度と比較して約2.4倍に増加したことが分かった。
事故の主な発生原因としては「ホイール・ナットの締付力不足」「一定走行後の増し締めの未実施」「日常点検整備での確認不足」「ホイール・ボルト等の誤組(スチールホイールにアルミホイール用のボルトを使用する等)」が推定されていることから、同省では、9月及び10月を強化月間として実施する「自動車点検整備推進運動」において、大型車ユーザーに対してホイールの取付状態等の重点点検を実施するとともに、大型車ユーザーに対する研修・講習等の機会を捉えて大型車のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故防止について周知及び啓発を行っていくこととしている。



【参考】(国土交通省ホームページ)
ホイール・ボルト折損による大型車の車輪脱落事故が増加!
車輪脱落事故発生状況

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