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2016/03/08最近の話題

デファレンシャル・オイル不良による火災事故防止の徹底について

昨年末から相次いで発生している車両火災事故のうち、2件の車両火災事故については、貸切バスが走行中、後軸付近から出火したものであり、その状況から、差動装置(デファレンシャル)のオイルが不足もしくは著しく劣化したことにより潤滑不良となった状態で走行を続けたことから同装置の内部が過熱し、火災に至っ たものと推定されています。
今般、国土交通省より同種の事故を未然に防止するため下記事項についての徹底を図るよう通知がありましたのでお知らせします。
会員事業者におかれましては、バス・トラックが入庫した際は下記の事項について確実に実施するとともに自動車運送事業者等から点検整備に関する相談があった場合には適切に対応していただきますようお願い致します。

バス・トラック点検整備時の注意事項
1.デファレンシャル周辺のオイル漏れの有無を点検し、オイル漏れがある場合は所要の整備を実施すること。
2.デファレンシャルのオイルの量を点検し、不足している場合は補給すること。
3.デファレンシャル・オイルは、自動車製作者等が推奨する期間を参考として交換すること。


【資料】(国土交通省ホームページ)
デファレンシャル・オイル不良による火災事故防止の徹底について

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