一般社団法人日本自動車連盟(JAF:小栗七生会長)は、去る10月1日(水)~10日(金)までの期間、警察庁と合同で「シートベルト着用状況全国調査」を実施しその結果を公表した。
それによると、後部座席でのシートベルト着用率は、高速道路で平成14年に合同調査を開始して以降初めて70%を超え70.3%(前年68.2%)となったが、一般道路の後部座席は35.1%と前年に同じ着用率に留まる結果となった。また、運転席の着用率では、一般道路で98.2%(前年98.0%)、高速道路等で99.5%(前年99.4%)、助手席においてもそれぞれ90%を超える結果となった。
JAFでは後部座席のシートベルト装着率が依然として低い背景から「自動車ユーザーへの呼びかけと後部座席同乗者にも自発的にシートベルトを着用するよう、これからもシートベルトの着用、並びにチャイルドシートの使用について、さまざまな啓発活動を行っていく」としている。
【参考】(JAFホームページ)
■シートベルト着用状況全国調査(2014年)概要