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2014/08/19最近の話題

保安基準適合証の複写文字が退色する現象について

 保安基準適合証は、 ボールペンによる記載、またはプリンターで印刷した際に、2枚目以降が加圧されることで文字が発色する構造(いわゆる感圧紙)になっていますが、今般、自動車検査員の氏名または適合標章の有効期間欄に油性インクを使用した朱肉などで押印した際に、複写面にある「事業場名等」の発色文字が退色(にじみ)する現象が確認されています。
 このため、日整連において保安基準適合証の製造元に調査を求めたところ、以下のとおり報告がありましたのでお知らせします。
 

 
【現象】
 押印に「朱肉」をした場合に、発色している文字が消えることがある
 
【調査結果】
 保安基準適合証に使用している複写用紙のメーカー報告では、「油性の朱肉・スタンプ類を発色文字の上に使用すると、種類によっては発色文字が退色することがある」としているほか、「油性の朱肉、スタンプ類による消色への対応は、現在の技術では困難」であるとしている
 
【対応方法】
 「水性スタンプインク」では消色が発生しないため、同インクの使用が推奨される
 

 
 保安基準適合証に押印、スタンプする際には、「水性スタンプインク」を使用していただくようお願いします。

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