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2002/01/25最近の話題

国交省、自動車の不正改造を防ぐため、道路運送車両法の改正試案をまとめる

 国土交通省では、「不正改造行為の禁止など、不正改造車を排除するための制度の改正試案」をとりまとめ、平成14年1月11日から28日にかけてホームページ、ファクス等において意見募集を行った。
 改正試案では、改造行為を禁止し罰則を設けるほか、改造部分を元に戻させる整備命令を出した後、車両へステッカーを貼付する。ステッカーは、車両前面へ貼付し、整備後に車両提示しなければ、はがせないようにする。これにより陸運支局などへの車両提示を徹底させる考えだ。
 今通常国会で、道路運送車両法を改正、2003年にも不正改造車に対する罰則を強化する方針で、
街頭検査などで整備命令を受けた場合、整備後の車両を陸運支局へ15日以内に提示する所有者の義務を現行の通達から条文へ格上げし、これに従わない場合は車両に使用停止期間を科して車検証やナンバーを回収する。整備命令ステッカーの貼付は、法改正に合わせて実施する。ステッカーを貼ることにより、違反者に車両提示を徹底させるのが狙いだ。
   国土交通省改正試案

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