「自動車点検整備推進運動」及び「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の実施結果について 関東運輸局では、9月・10月を「自動車点検整備推進運動」の強化月間として、自動 車整備振興会をはじめ関係団体等の協力を得て、各種取り組みを行いました。 1.自動車点検整備推進デーの開催 自動車点検整備推進デーは、運輸支局構内やショッピングモールなど各地域のイベント会場で8回開催し、約17,000名の来場者に点検・整備の重要性及び必要性について啓発しました。 また、マスメディアを通じて事前の広報活動を行いました。 自動車点検整備推進デーでは、以下のとおり「自動車なんでも相談窓口の開設」、「マイカー点検教室の開催」及び「マイカー無料点検」を実施した他、自動車の点検・整備に関するアンケート調査を実施し2,337件の調査票を回収しました。
(1)自動車なんでも相談窓口の開設 各会場で8回開設し、129名のユーザーから車の基準に関すること、点検・整備に関することなどの相談に応じました。
(2)マイカー点検教室の開催 各会場で50回開催し、6,806名のユーザー対し日常点検及び定期点検の項目や実施方法などについての講習を行いました。
(3)マイカー無料点検の実施 各会場で8回開催し、407台の自動車について無料点検を行い、必要となる整備についてのアドバイスや適切な保守管理を促しました。 2.ポスター・チラシの配布 広報用ポスター、チラシ等を各地方自治体などに配布して点検・整備の必要性を訴えました。 3.公用車の定期点検整備実施状況調査 管内の地方公共団体が保有する公用車(乗用車)について、昨年度の調査で定期点検整備未実施車両が確認された116の市区町村等及び昨年度までの調査において適切に定期点検整備が実施されていた106の市区町村等に対し、適切な定期点検整備が実施されているかを確認調査したところ、保有車両数6,506台のうち1,786台が未実施であったため、確実な励行を指導しました。 4.事業用自動車等の定期点検整備実施状況調査 ユーザー車検を受検した事業用自動車2,226台及び大型貨物自動車887台のうち、前検査を選択したユーザーに対し、直近の3ヶ月定期点検整備記録簿の提示を求め実施状況調査を行い、未実施と思われる車両601台のユーザーに対し確実な励行を指導しました。 5.街頭検査の実施 街頭検査を35回実施し、1,741台の車両について検査を行い、31台の車両に対し、必要な整備を命令する「整備命令書」を交付し不正改造車の排除に努めました。 |