一般社団法人日本自動車連盟(JAF)では、平成24年12月29日(土)から平成25年1月3日(木)までの年末年始6日間におけるロードサービス実施状況をまとめた。
それによると、全国のロードサービス実施件数は8万5,794件で、前年よりも3,355件増加(前年比104.1%)した。
出動理由別では、冬期の気温の低下により増加する「バッテリー上がり」が最も多く、次いで「タイヤのパンク」による救援依頼が上位を占めた。さらに、一般道路では「落輪(落込、スリップ含む)」が出動原因の2位となるなど、降雪や凍結の影響による冬特有の傾向が見られた。
JAFでは「引き続き、雪道や凍結路での運転には特に注意していただくようドライバーに呼びかけていく」としている。
●JAFロードサービス主な出動理由TOP10
対象期間:平成24年12月29日(土)~平成25年1月3日(木)
【道路合計(一般道路、高速道路)】
順位 | 故障内容 | 件数 | 構成比(%) |
1 | 過放電バッテリー | 32,390 | 37.75 |
2 | タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む) | 8,079 | 9.42 |
3 | 落輪(落込含む) | 8,078 | 9.42 |
4 | キー閉じ込み | 6,203 | 7.23 |
5 | 破損バッテリー(劣化含む) | 4,754 | 5.54 |
6 | 事故 | 4,331 | 5.05 |
7 | スパークプラグ | 2,689 | 3.13 |
8 | 燃料切れ | 2,274 | 2.65 |
9 | 発電機(充電回路含む) | 1,015 | 1.17 |
10 | スタータモータ | 911 | 1.06 |
以上計 | 70,714 | 82.42 |
その他合計 | 15,080 | 17.58 |
総合計 | 85,794 | 100.00 |
【関係リンク】
■年末年始のJAFロードサービス依頼内容、一般道路では雪の影響で「落輪(落込み)」が増加(JAFホームページ)