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2012/12/05最近の話題

関東運輸局、管内での平成24年度自動車点検整備推進運動実施結果を発表

 関東運輸局は、平成24年9月・10月を自動車点検整備推進運動の強化月間として、自動車ユーザーの保守管理意識を高め、日常点検整備・定期点検整備等の確実な実施を推進し、自動車の安全確保・環境保全を図るため、自動車整備振興会をはじめ関係団体等の協力を得て、「自動車点検整備推進デー」等の各種取り組みを行った。 また、10月の1ヶ月間を「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の重点実施期間とし、使用過程ディーゼル車が排出する大気汚染物質等の低減に向けて、関係団体等の協力を得て、各種取組みを実施した詳細は以下の通り。 
 
 

 「自動車点検整備推進運動」及び「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の実施結果について 

 
 関東運輸局では、9月・10月を「自動車点検整備推進運動」の強化月間として、自動車整備振興会をはじめ関係団体等の協力を得て、各種取り組みを行いました。
また、10月を「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の重点実施期間とし、関係団体等の協力を得て、各種取り組みを実施しました。
 
1.自動車点検整備推進デーの開催
 自動車点検整備推進デーは、運輸支局構内やショッピングモールなど各地域のイベント会場で12回実施し、約37,000名の来場者に点検・整備の重要性及び必要性について啓発しました。
 また、マスメディアを通じて事前の広報活動を行いました。
 自動車点検整備推進デーでは、以下のとおり「自動車なんでも相談窓口の開設」、「マイカー点検教室の開催」及び「マイカー無料点検」を実施した他、自動車の点検・整備に関するアンケート調査を実施し3,684件の調査票を回収しました。

(1)自動車なんでも相談窓口の開設
 各会場で8回開設し、89名のユーザーから車の基準に関すること、点検整備に関することなどの相談に応じました。

(2)マイカー点検教室の開催
 各会場で35回開催し、4,104名のユーザー対し日常点検及び定期点検の項目や実施方法などについての講習を行いました。

(3)マイカー無料点検の実施
 各会場で14回開催し、412台の自動車について無料点検を行い、必要となる整備についてのアドバイスや適切な保守管理を促しました。
 
2.ポスター・チラシの配布
 広報用ポスター、チラシ等を各地方自治体などに配布して点検・整備の必要性を訴えました。
 
3.公用車の定期点検整備実施状況調査(追跡調査)
 昨年管内の地方公共団体が保有する公用車(乗用車)の調査結果により、未実施車両があった153の市区町村等に対し追跡調査を実施したところ、保有車両数3,651台のうち1,709台が未実施であったため、確実な励行を指導しました。
 
4.事業用自動車等の定期点検整備実施状況調査
 ユーザー車検を受検した事業用自動車2,026台及び大型貨物自動車677台のうち、前検査を選択したユーザーに対し、直近の3ヶ月定期点検整備記録簿の提示を求め実施状況調査を行い、未実施と思われる車両295台のユーザーに対し確実な励行を指導しました。
 
5.街頭検査の実施
 街頭検査を38回実施し、2,674台の車両について検査を行い、45台の車両に対し、必要な整備を命令する「整備命令書」を交付し不正改造車の排除に努めました。
 
6.ディーゼルクリ-ン・キャンペーンの実施結果
 (1)街頭検査時に99台のディーゼル車について黒煙測定を実施した結果、基準値を超えている車両はありませんでした。
 
 (2)硫黄分濃度分析器による燃料に関する検査(不正軽油抜き取り検査)については、65台のディーゼル車に対し検査を実施しましたが、不正軽油の使用は認められませんでした。

 (3)関東運輸局及び管内の各運輸支局の迷惑黒煙相談窓口「黒煙110番」へ寄せられた情報のうち、車両が特定された1件の自動車ユーザーに対し、はがきにより自主点検を呼びかけました。

 

 

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