自動車検査登録情報協会(自検協)は、同協会が集計した平成24年3月末現在における自家用乗用車(登録車と軽自動車の合計)の世帯当たり普及台数は1.080台となり、前年の1.076台から0.004台増えて6年ぶりに増加に転じた。
平成24年の自家用乗用車の保有台数は58,483,021台、世帯数は54,171,475世帯で、世帯当たり普及台数は1.080台となった。平成24年の世帯当たり普及の状況は、エコカー補助金効果により新車販売が好調であったことに加え、世帯数の伸び率が鈍化したことにより、6年ぶりに保有台数の伸び率が世帯数の伸び率を上回った。
自検協は、毎月発行している統計書「自動車保有車両数 月報」と、総務省が発表した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」をもとに、毎年3月末の世帯当たり普及台数をまとめている。