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2012/07/19最近の話題

国交省、「エンジンオイル劣化による車両火災防止」を啓発

 国交省は、車両火災事故の中で「エンジン」から出火しているものが最も多いことなどから、エンジンオイルの劣化に起因する車両火災の分析結果をとりまとめ公表した。
 この結果を受け、同省では「関係団体に対して、ユーザーに適切かつ確実な点検整備の実施を周知するよう依頼するとともに、今後も自動車点検整備推進運動等のあらゆる機会を捉えて、適切かつ確実な点検整備の励行等の取組みをおこなう」としている。
 詳細は以下の通り。 
 
 

 
  
       エンジンオイルの劣化による車両火災防止に向けた対策について
    ~エンジンオイルは一定の期間又は一定の走行距離ごとに交換が必要です~

 
  国土交通省では、社会的な影響や反響の大きい車両火災等の重大事故について、その発生を防止するため、「使用過程車の保守管理に関する調査分析検討会」を開催し、ユーザーへの効果的な情報提供等に向けて取り組んでいるところです。
 
  今般、車両火災事故の中では、エンジンから出火しているものが最も多いことから、これに着目して分析したところ、エンジンオイルの劣化によって引き起こされることが確認されたため(別紙参照)、夏の行楽シーズン前に、マイカー等の自動車ユーザーに対して、改めて次の対策を講じるよう周知することとしました。

 
 
〈注意すべき事例と必要な対策〉
 
 ●エンジンオイルの適切なメンテナンスを怠っていると、エンジンオイルの劣化により潤滑不良に至ることでエンジンが破損し、最悪の場合、火災が発生することがあります。
 
 ●エンジンオイルは、自動車を長期間使用する場合だけでなく、エンジンが十分温まらない短時間の使用においても劣化が進行するため、トラックやマイカー等自動車のタイプや使用状況に関わらず、量と汚れについて、
日常点検を実施しましょう。
 

 ●また、エンジンオイルは、一定の期間又は一定の走行距離ごとに交換が必要となりますので、メーカーが車両毎に推奨する交換時期や走行距離を参考に、整備工場等で交換を 実施しましょう。


 
 



 

【添付資料】
 ■別紙(エンジンオイルの劣化による車両火災について)

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