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2009/11/25ラジオ広報

坂本会長、5日間(11/9~13)ラジオで整備業界の活動をアピール

坂本会長ラジオ出演 文化放送(平成21年11月9日~13日)
 
~5日間にわたって、自動車整備振興会の役割と活動、自動車整備におけるエコ、東京都適合車ステッカー、認証工場の見分け方、全日本自動車整備技能競技大会開催等について語る~

 

 
 関東ブロック振興会共同広報活動の一環として、坂本会長が文化放送のラジオ番組「ビジネス3分間マガジン」に出演し、自動車整備振興会の役割と活動、自動車整備におけるエコ、東京都適合車ステッカー、認証工場の見分け方、全日本自動車整備技能競技大会開催などについて語りました。

 
 ● 放送日時:平成21年11月9日(月)~13日(金)の5日間 午前8時53分~
 ● 放送局・番組:文化放送「くにまるワイドごぜんさま『ビジネス3分間マガジン』」


 

平成21年11月9日(月)放送 【自動車整備振興会とは?】
 
濱本「ビジネス3分間マガジン。おはようございます。濱本りかです。このコーナーでは、様々な企業のビジネスの動き、新しい商品や新しいサービスの情報をレポートしています。皆さんがいつも利用されている自動車。今週はその安全を守るためにもっとも重要な点検整備をプロの目で行う整備工場を会員にもつ団体、社団法人東京都自動車整備振興会について紹介していきます。会長の坂本浅喜與さんに伺います。よろしくお願いします」
 
坂本「こちらこそ、よろしくお願いします」
 
濱本「早速ですが自動車整備振興会とは、坂本さん、どのような団体でしょうか?」
 
坂本「はい、自動車整備振興会は道路運送車両法という法律に基づく事業を実施している整備業界の団体です。中央団体を含めますと、全国に54の振興会があります。国の認証を受けた整備工場が会員となり、『自動車の点検整備』の促進と環境保全などを目的に活動しています」
 
濱本「なるほど、では東京都には会員の方、どれ位いらっしゃるのですか?」
坂本「そうですね、現在、東京都では約4,600の整備工場が会員となっています。整備工場は、自動車の点検整備を通じて皆様が安全で安心して車に乗れますよう、研修や講習を通じて最新技術を学び、常に業界全体のレベルアップを図っています。また、先日、総理が国連で日本のCO2を2020年までに25%削減することを表明しましたが、我々整備業界も2012年までにCO2の排出量を5%削減するという目標を掲げています」
 
濱本「具体的には、どういった取り組みをされていますか」
 
坂本「はい、整備業界は地球環境対策として、カーエアコンに使用されているフロンガスの回収に力を入れてきましたが、これに加えて、今年度から整備工場において圧縮空気を利用した工具のエア漏れ防止や節電、節水等に努め、業界全体がCO2を削減するという取り組みに努めていく予定です。
 
濱本「なるほど、自動車整備業界は整備ばかりではなくて、多岐にわたる活動で私たちの生活を支えてくれているのですね」
 
坂本「その通りです」
 
濱本「東京都自動車整備振興会 会長の坂本浅喜與さんに伺いました。ありがとうございました」
 
坂本「ありがとうございました」
 
濱本「以上、ビジネス3分間マガジン。濱本りかでした」
 

 
 

平成21年11月10日(火)放送 【自動車整備におけるエコについて】
 
濱本「坂本さん、最近は高速道路が1,000円という効果もあってなのでしょうか、休日の高速道路は渋滞がすごく多いですよね。あれだけ長い車の列を見ていると、あれっ、これって果たしてエコなのだろうか、と疑問に思うこともあるんですけれど、自動車整備におけるエコについて教えていただけますか」
 
坂本「はい、我々が身近でできる効果的な環境対策は点検整備です。プロの整備士による点検整備を実施することで、車をベストな状態に保ち、それによって燃費やCO2の削減ができるのです。一例をあげますと、自動車のエアフィルターが詰まっているとガソリンを効率よく燃やすことができません。したがって、燃費が悪くなるんですよ。定期的なチェックで、目詰まりしたエアフィルターの清掃をすることでCO2を削減できます。また、トラックなどのディーゼル車においては、エアフィルターの清掃や交換によって黒煙などの排出ガスをクリーンにします。タイヤの空気圧が適正でないと燃費にも大きく影響してきますので、定期的なチェックが必要なのです」
 
濱本「そう考えると、点検整備は環境にも優しいのですね」
 
坂本「その通りです。定期的な点検整備を実施していただくことによって、安全・安心はもとより故障を予防し『クルマを長持ち』させることにつながります」
 
濱本「高速道路に乗って遠出をして、渋滞に巻き込まれたりして故障でもすると、ほんとうに大変なことになってしまいますし、やはり定期点検は必要ということなのですね。東京都自動車整備振興会会長の坂本浅喜與さんに伺いました。ありがとうございました」
 
坂本「ありがとうございました」
 
濱本「明日もよろしくお願いいたします。」
 

  


 


平成21年11月11日(水)放送 【東京都適合車ステッカー】
 
濱本「早速ですが、坂本会長、昨日、一昨日と、自動車整備界における環境対策についてお話しを伺ってきました。そのほかにも取り組んでいらっしゃることがあると伺ったのですが」
 
坂本「はい、東京都では今年4月から、トラックやバスなどの排出ガスをたくさん出す、環境性能の悪い車を利用しないように働きかけていく『東京都適合車ステッカー』の交付を始めました。私ども東京の整備振興会では、都からの委託を受け、このステッカーの交付業務を行っております」
 
濱本「東京都適合車ステッカー』、どういったステッカーなのでしょうか?」
 
坂本「『緑地に黄色い星』がデザインされた長方形のステッカーです。このステッカーを貼ってあるクルマは東京都の環境確保条例などに適合しているかどうかの見分けがつくのです。環境に対する意識が高いということで、このステッカーを貼ったバスやトラックを所有している会社も環境のことを考えている会社である、ということが言えると思います」

濱本「なるほど、ひとつの目印になるということなのですね」
 
坂本「そうですね、このステッカーは、環境意識の高さをアピールすることができる絶好の機会ですので、バス・トラック等をお持ちの方は是非ご利用くださいますようお願い申し上げます。なお、詳細につきましては東京都自動車整備振興会ホームページをご覧になってください」
 
濱本「自動車整備工場のお仕事は、車検や点検整備だけではなくて、環境保全にわたるまで幅広く私達の生活を支えてくれているのですね。トラック・バス・ライトバンなどをお持ちの方は、ぜひこの制度を活用して、環境意識をアピールしていただきたいと思います。東京都自動車整備振興会 会長の坂本浅喜與さんに伺いました。どうもありがとうございました」

   

平成21年11月12日(木)放送 【認証工場の見分け方は、四角い黄色の看板】
 
濱本「坂本さん、自動車整備工場はクルマにとっての病院、そして自動車整備士はお医者さんなのですよね。自動車は自分の命を預けるものですから、安心できるクルマの病院を選びたいと思うのですけれども、その見分け方って、何かあるのですか」
 
坂本「はい、まず初めに、愛車を預ける整備工場が『認証工場』であるかどうかを確認して欲しいのです」
 
濱本「認証工場、あの、どういったところなのでしょうか?」
 
坂本「はい、自動車を分解整備するには国が認めた整備工場でなればなりません。認証工場は、国によって定められた面積や設備などの一定基準を満たしています。また、国家試験に合格した整備士が必ずいるのです。そして、整備士は一年に一度は法定研修を必ず受講し、最新技術やリコール情報、法令通達などを勉強しています。ですから、愛車を預ける前にその整備工場が認証工場かどうかを必ず確認してください」
 
濱本「すごく大事なポイントになるわけですね。ではどうやってその『認証工場』であるかを見分ければいいのでしょうか?」
 
坂本「はい、簡単なのです。認証工場の目印は『四角い黄色の看板』です。この看板は、国から認証を受けた工場のみが掲示を許されています。どのような看板かは、インターネットなどでご確認ください。また、私ども東京都自動車整備振興会のホームページでは、会員の認証工場を検索できるサービスも提供していますので是非ご活用ください」
 
濱本「はい、東京都自動車整備振興会 会長の坂本浅喜與さんに伺いました。ありがとうございました」

  

  


平成21年11月13日(金)放送 【全日本自動車整備技能競技大会の開催】
 
坂本「おはようございます」
 
濱本「坂本さん、全国に自動車整備士の方って何人位いらっしゃるのですか?」
 
坂本「そうですね、全国にはおよそ30万人の自動車整備士がいるんです」
 
濱本「ああ、そんなにたくさん整備士の方、いらっしゃるのですね」
 
坂本「はい、整備士は国家試験に合格したプロです」
 
濱本「最近ではハイブリッド車をはじめ、非常に性能も高度で複雑化した自動車が次々に発売されていますけども、自動車整備士さんも常に新しい技術を勉強することが必要になってきますよね」
 
坂本「そのとおりです。整備士のレベルアップを図るため、来る11月21日に東京ビッグサイトにおいて、整備士日本一を決める大会が開かれます。全国から選抜された自動車整備士が参加する『全日本自動車整備技能競技大会』が開催されるのです」
 
濱本「なるほど、どういった基準で、整備士さんの日本一を決めるのでしょうか」
 
坂本「そうですね、自動車整備士には、高度で正確な知識と技術はもとより、多様化するお客様に対応するための能力が求められています。競技では実際に故障箇所を設定した車を用意しまして、正確に整備できるかということを競います。また、お客様に対して正確なアドバイスを行えるかということなどが審査され、整備士としての総合力を採点します」
 
濱本「なるほど、では、最後にラジオをお聴きのみなさんに、東京都自動車整備振興会からメッセージをお願いします」
 
坂本「はい、この1週間、環境を中心に自動車の整備工場選びや、点検整備の重要性についてお話ししてきました。自動車に関する事なら何でもお気軽に、お近くの四角い黄色い看板のある整備工場にご相談ください」
 
濱本「今週は社団法人東京都自動車整備振興会についてご紹介しました。会長の坂本浅喜與さん、5日間どうもありがとうございました」
 
坂本「こちらこそ、ありがとうございました」
 
濱本「以上、ビジネス3分間マガジン。濱本りかでした」


 

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