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2011/09/07最近の話題

東京都予算等に対する要望聴取会~東整振都整商から2項目の要望~

東京都予算等に対する要望聴取会
~東整振都整商から2項目の要望~
 
 

●自動車が排出する黒煙とCO低減させる効果のある点検整備の励行について積極的に都民広報を

●都内における二輪車駐車場の拡充を

 
 平成23年9月5日(月)、東京都議会自民党主催による「平成24年度東京都予算等に対する要望」のヒアリングが都議会第1会議室(新宿・都議会棟)において開催された。
 当日は自民党所属の都議会議員が多数列席するなか、坂本会長理事長、谷古宇副会長、北田専務理事が出席し、東整振都整商として2項目の要望を行った。


 はじめに、鈴木晶雅政務調査会長は「東日本大震災以来、自民党本部にもいちはやく復興対策本部を設置し、東京を高度防災都市につくり替えるべく奔走している。宮城県などの被災地を視察すると、現地にはいたるところに被災した自動車が山積みにされている状態であり、自然の脅威を痛感しているところである。自動車は生活必需品であり、整備の面からも復興にあたっては、業界として大変なご苦労を察するところである。貴会からの要望にあっては昨年に引き続きのものであると受け止めており、早期の実現に向けて努力してまいりたい」と述べた。

 
 
 
 今回の要望にあたり、坂本会長理事長は「昨年並びに一昨年は、私どもの点検整備広報の要望に対して自動車環境整備補助として予算編成をしていただいた。両年度においてはエコ点検と新技術教育の研修会を多数開催させていただき業界にとって大変有意義なものとなった。議員各位のご尽力にお礼申し上げる。また、昨年度要望させていただいた自動車税納税通知書封筒による広報活動のお願いについては『具体的な検討を進めていく』との回答をいただき、私どもとしては一歩前進したと受け止めている。今回の要望に際しては、具体的なデータを提示するため、自動車のヘッドライトやブレーキランプ等の球切れ調査を行ない、調査結果の冊子を配布させていただいた。調査では、都内の幹線道路を走行する13,500台の車両に対し6.1%に不具合を確認している。このデータからも点検整備の必要性は明らかである。点検整備実施の実効性向上のため、今後とも更なるお力添えをお願いしたい」と述べた。

 質疑応答で、高橋和実議員は「二輪車の駐車場拡充にあっては、道路整備保全公社の評議員を務めていることもあり積極的に推進していく所存である。二輪車の違法駐車は災害時のリスクもさることながら、観光都市東京を目指していくなかで改善が急がれるものと認識しており、要望事項についてより一層重視されるよう努力していきたい」とし、桜井浩之議員は「自動車ユーザーとの接触という部分で、具体的なデータがあれば整備実施率の向上にもつながると考えられるので、お手伝いできるところがあればご意見をいただきたい」と述べた。

 最後に、山?一輝副政務調査会長は「只今ご要望いただいた件については、都議会自民党議員一同が、実現に全力を尽くしていきたい」とした。

 
■平成24年度東京都予算等に対する要望書 
 

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