自動車は、使用期間や走行距離に応じて劣化するものであり、本来の安全・環境性能を維持するためには、自動車ユーザーが責任を持って、適切に点検整備(日常点検及び定期点検)を行うことが必要です。 このため、国土交通省は、関係団体等と協力して「自動車点検整備推進運動」実施し、ユーザーへの呼びかけ等により、点検整備の確実な実施を推進してきているところです。例年、9月及び10月は、強化月間として特に強力に運動を展開しており、本年は主に下記について取り組むこととしています。 1.総合的な広報・啓発活動の実施 自動車の無料点検・マイカー点検教室等のイベントを全国各地で開催するとともに、チラシ及び小冊子の配布等の啓発活動を実施。特に、長期使用のユーザー及び女性ユーザーを中心に自動車の点検整備の重要性をわかり易く広報。 2.事業用自動車に対する重点的な取組 定期点検の実施状況の車検時等における確認を強化するほか、大型車について、ホイールの取付状態や燃料装置等の重点箇所に係る点検を実施。 3.エコ整備の啓発 点検整備を行うメリットとして、適切な点検整備によるCO2削減効果について、様々な機会を捉えて自動車ユーザーに対して周知。 4.公用車の点検整備の励行(※別紙) 中央省庁等が保有する公用車の適切な定期点検整備の励行を呼びかけ。 5.バッテリの点検整備の推進 バッテリの爆発事故等を防止するため、かかる事故等の情報を様々な機会を捉えて自動車ユーザーに対して展開・周知。 |