自動車検査独立行政法人(略称:自動車検査法人)関東検査部管内の3事務所は、国土交通省関東運輸局及び警察庁と連携し、管内2か所において不正改造車に対する深夜の街頭検査を実施した。
その結果、計160台の車両を検査し、回転部分の突出、マフラーの取り外し等の不正改造がされていた19台に対して国土交通省が整備命令書を交付し、改善措置を命じた。
◎埼玉事務所 平成22年8月28日(土)20:00から翌朝4:00まで、関越自動車道上里サービスエリアにおいて、旧車會等の不正改造車を対象とした深夜の街頭検査を実施し、その結果145台の車両を検査し、違法灯火器類の取り付け、マフラーの取り外し等の不正改造がされていた6台に対して国土交通省が整備命令書を交付することにより改善措置を命じました。
◎栃木事務所 平成22年8月28日(土)20:00から翌朝4:00まで、宇都宮市内の大型ショッピングモール周辺道路において、不正改造車を対象とした深夜の街頭検査を実施し、その結果15台の車両を検査し、回転部分の突出、マフラーの取り外し等不正改造がされていた13台に対して国土交通省が整備命令書を交付することにより改善措置を命じました。
※「旧車會」とは旧型モデルのオートバイを中心に集団走行する団体の総称で、団体の中には、騒音をまき散らしたり、共同危険走行を行う者が増加していることから、社会問題となっています。
■不正改造車に対する特別街頭検査結果 街頭検査実施場所 | 関東検査部管内3箇所 | 検査車両数 | 総計 160台 | 四輪車 42台 二輪車 118台 | 整備命令書交付件数 | 総数19件 | 整備命令書交付における保安基準不適合箇所の主なもの(重複箇所有り) ・マフラーの取り外し等の騒音・排ガス関係 8件 ・最低地上高不足・回転部分の突出等の車枠・車体関係 22件 ・灯火・保安装置関係 36件 |
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