日本自動車タイヤ協会 2009年「タイヤ点検結果」
~タイヤの整備不良は30.4%、不良1位は「空気圧不適正」~
(社)日本自動車タイヤ協会は、2009年(1~12月)に全国で32回の路上タイヤ点検を実施し、このほどその結果をとりまとめた。
タイヤ点検を行った車両は、高速道路(含自動車専用道路)1,432台、一般道路832台の合計2,264台で、これらの車両のタイヤ整備状況は以下の通り。
1.タイヤの整備不良は30.4% 点検車両2,264台のうち、タイヤに整備不良があった車両は689台で、不良率は30.4%となっており、2008年の点検結果に比べ1.0ポイント増加した。道路別では高速道路のタイヤ整備不良率は30.9%で2.9ポイントの増加、一般道路では29.7%で1.4ポイントの減少となった。 |
2.不良項目別ワースト1位は「空気圧不適正」 タイヤの整備不良を項目別にみると、不良率1位は「空気圧不適正」で19.4%、次いで「偏摩耗」6.8%、「タイヤ溝不足」4.5%の順であった。 |
3.車種別不良率ワースト1位は「乗用車」「貨物車」 タイヤの整備状況を車両グループ別にみると、不良率ワースト1位は「乗用車」「貨物車」で共に30.6%、次いで「特種車」は20.0%であった。「乗用車」「貨物車」は、2008年の結果と比較するとそれぞれ増加している。 |
4.車種別不良項目ワースト1位は、乗用車は「空気圧不適正」、貨物車は「偏摩耗」 車両グループ別・項目別のワースト1位は、乗用車は「空気圧不適正」で不良率は22.6%、貨物車は「偏摩耗」で不良率は12.7%となっている。 |