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2008/11/10マイカー点検教室

大田支部マイカー点検教室 『点検整備推進デー』

~業界アピールと連帯感をテーマにてんけんくん祭り開催~



 平成20年11月8日(土)、9日(日)の2日間、大田支部(木村重興支部長)では大田区平和島公園において開催された「第19回OTAふれあいフェスタ」において点検整備推進デー(てんけんくん祭り)を開催した。
 開会式において主催者を代表して挨拶に立った木村支部長は「我々自動車整備業界はコンプライアンス(法令遵守)を通じてクルマ社会の発展に貢献していきたい。そのためには会員組合員がユーザーに定期点検の必要性を継続的にアピールしていくことが重要である。定期点検整備率を上げるためにも、2日間のイベントを通じて自動車ユーザーの皆様方に点検整備の重要性をアピールしていただきたい」と述べた。
 続いて、国土交通省関東運輸局東京運輸支局御代田晃一首席陸運技術専門官は「戦後右肩上がりであった自動車の保有台数は、昨年度ついにマイナス成長となってしまった。しかしながら、依然として7,900万台を超えており、東京はそのうちの6%を保有している。自動車は社会生活に必要不可欠なものだが、反面、事故・環境汚染・資源浪費というマイナス面もある。より良い車社会を構築するためにも、自動車の点検整備の必要性と環境の保全についてユーザーの皆様に理解を深めていただきたい」と挨拶を述べた。
 また、中田豊副理事長は「『てんけんくんまつり』は毎年盛大に開催され、自動車整備業界の活動が認められる素晴らしいイベントである。世界的にも経済情勢は厳しい時期にあるが、我々はこの不景気にこそ点検整備の推進という自動車整備事業者の務めを果たしていくべきである」と述べた。
 今年のてんけんくん祭りは雨混じりの天候となったものの、多数の来場者で賑わった。「マイカー点検教室」では、区報で公募した区民のマイカーを使用して日常点検を実施するなど、ユーザーに密着した啓発活動が展開された。また、「ミニモーターショー」「シートベルト体験」「運転適性診断」「発煙筒点火実演」「じゃんけん大会」「フリーマーケット」「模擬店」「ゲームコーナー」等、数多くのイベントが用意され、どこのブースも多くの来場者で賑わっていた。
 自動車ユーザーとの接点を通じて、地域社会における自動車整備事業者の貢献と存在を大きくアピールし、日常点検や定期点検整備の重要性を再認識していただくことができた「てんけんくん祭り」であった。



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