自動車検査登録情報協会がまとめた「わが国の自動車保有動向」によると、平成21 年3 月末現在における貨物車の平均使用年数(人間の平均寿命に相当。軽自動車を除く)は、景気低迷に伴う貨物輸送のコスト削減・効率性の追求などから貨物車の長期使用化がさらに加速し、前年比1.78 年長期化し、過去最長の13.50 年となった。
乗用車の平均使用年数は4 年連続延び、11.68 年となり、過去最長を更新した。
乗用車の平均車齢(人間の平均年齢に相当。軽自動車を除く)は、登録車の新車販売不振や自動車の使用長期化により、17 年連続で延び、7.48 年で最高齢となった。
貨物車(被けん引車を除く)の平均車齢は9.16 年で、前年に比べ0.18 年延び、16 年連続して高齢化となるとともに初めて9 年台に入った。
■過去5 年間の推移
年月 | 平均使用年数 | 平均車齢 |
乗用車 | 貨物車 | 乗用車 | 貨物車 |
平成17年3月末 | 10.93 年 | 11.72 年 | 6.77 年 | 8.36 年 |
平成18年3月末 | 11.10 年 | 11.47 年 | 6.90 年 | 8.50 年 |
平成19年3月末 | 11.66 年 | 11.92 年 | 7.09 年 | 8.68 年 |
平成20年3月末 | 11.67 年 | 11.72 年 | 7.23 年 | 8.98 年 |
平成21年3月末 | 11.68 年 | 13.50 年 | 7.48 年 | 9.16 年 |
■自動車検査登録情報協会 発表資料