お知らせ詳細

2003/03/14日常点検

地元の中学3年生、課外授業で点検整備の重要性を学ぶ

 平成15年3月7日(金)渋谷区立原宿外苑中学校の3年生4名が自動車整備教育会館を訪れ、自動車の構造や点検・整備・検査の方法、自動車の歴史などを学ぶための課外授業に取り組んだ。
 塩沢会長の方針でもある自動車整備教育会館を活用した「ユーザー教室」開講の一環として、本会教育委員会では地元渋谷区の中学校に本会の目的や「安全・環境」の重要性を説明し、今回の開講となった。
 座学と実習に分けたカリキュラムは、まず自動車の歴史を日本の教育制度と照らし合わせた年表形式から学び、大昔の牛車を使ったものや風力、蒸気で動く自動車から、ソーラーカーや燃料電池で動く未来の自動車を図解などに基づき説明を受けた。
 続く実習では、中学生が普段乗りなれている自転車の不具合箇所を点検し、修理が必要な部分を見つけるなど自転車にも日頃の点検整備が必要ということを学んだ。

 また、燃料電池車や太陽電池の自動車模型を使っての実習を受けた生徒は「基本構成や構造を学び、ガソリン以外の燃料で道路を走る車が次々に出てくることを知り、公害が少しでもなくなる街になれば良い」と話していた。
 最後に整備教育会館の実習場を見学、点検整備に使う工具の種類の多さや、スピードテスタ、ブレーキテスタの機能を目の当たりにした生徒たちは、自動車点検・整備・検査の大切さを実感していた。

ページトップへ