中部運輸局三重運輸支局では、三重県内の指定自動車整備事業者が不正な方法(いわゆる「ペーパー車検」)で車検手続きを行い、平成21年4月に警察に摘発されたことから、摘発された事業者を調査した結果、点検・整備及び検査を行わずに不正に保安基準適合証を交付し、自動車検査証の有効期間を更新していたことが判明した。
中部運輸局では、近々、当該整備事業者を行政処分する予定だが、当該整備事業者が交付した保安基準適合証により有効期間を更新した車両で、保安基準の適合性に対する検査が行われていないおそれのある車両、1,714台(登録自動車878台、軽自動車836台)について、関係機関の協力を得て無料で下記のとおり保安基準適合性の確認審査を行うこととした。
記
1 使用者に対する通知
自動車の安全確保・環境保全のため対象の自動車使用者にダイレクトメールを発送。
2 審査実施機関
登録自動車・・最寄りの運輸支局又は、自動車検査登録事務所
軽自動車・・最寄りの軽自動車検査協会の事務所
3 確認審査開始時期
平成21年9月17日から
4 保安基準適合性確認審査の問い合わせ先
・中部運輸局管轄内の使用者中部運輸局三重運輸支局整備担当
・中部運輸局管轄外の使用者中部運輸局自動車技術安全部整備課
■中部運輸局自動車技術安全部プレスリリース(ペーパー車検を実施した可能性がある約1,700台の車両に対し保安基準適合性の確認審査を行います)