1 | ▼無用なアイドリングをやめる。(アイドリングストップ) 人待ちや荷降ろしなどで駐停車するときは、エンジンのかけっぱなしをやめましょう。乗用車では10分間のアイドリングでガソリン140ccもの燃料が無駄になります。 |
2 | ▼経済速度で走る。 一般道路なら時速40km程度、高速道路なら時速80km程度で走るのが経済的な走り方です。高速道路において、時速80kmから時速100kmに速度を上げて走行した場合、ディーゼル貨物車の場合では約30%燃費が悪化する例もあります。 |
3 | ▼点検整備をきちんとし、タイヤの空気圧を適正にする。 点検整備を適切な間隔で実施することは、良好な燃費状態の維持、窒素酸化物等の排出ガスの抑制につながります。適正なタイヤ空気圧よりも0.5気圧少ない状態で50km走ると、乗用車でガソリン130ccが無駄になります。 |
4 | ▼無駄な荷物は積まない。 車のエンジンは荷物の重さに敏感です。10kgの不要な荷物を載せて50km走ると乗用車でガソリン20ccの燃料が無駄になります。 |
5 | ▼無駄な空ぶかしをやめる。 10回の空ぶかしは乗用車ガソリン60ccの燃料が、大型ディーゼル車の場合では、100~170ccの燃料が無駄になります。 |
6 | ▼急発進、急加速 、急ブレーキをやめ、適切な車間距離をとる。 急発進、急加速を10回繰り返すと、乗用車ではガソリン120ccが無駄になります。ディーゼル車では、急発進はなめらかな発進・加速の場合に比べて、燃料が約15%無駄になります。 |
7 | ▼マニュアル車は早めにシフトアップする。 エンジンを高速回転で使うほど窒素酸化物の排出量が増大します。アクセルをいっぱい踏み込んで低速ギアで引っ張る運転は避けて、早めにシフトアップすることが大切です。 |
8 | ▼渋滞をまねく違法駐車はしない。 迷惑駐車は交通渋滞をもたらした余分な排気ガスを出す原因になります。平均車速が時速40kmから時速20kmに落ちると、燃費は約40%~50%悪化すると言われています。 |
9 | ▼エアコンの使用を控えめにする。 エアコン使用時はエンジンの回転数が高くなるため、結果として燃料の使用量が増加します。まめに適正な温度に調整することが重要です。 |
10 | ▼マイカーの利用者は、相乗りに努める。また、公共交通機関が利用可能な場合には、できる限り公共交通機関を利用する。 大都市圏内の交通機関が一人の人を1km運ぶ際に排出する二酸化炭素は、地下鉄を100とすると、自家用乗用車は1,750、路線バスは650であり、可能な限り自動車の保有者がバスや電車の公共交通期間を利用することが地球環境に配慮した交通マナーです。 |