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2008/12/02不正改造防止

検査法人、H20年の不正改造防止啓発活動・実態調査の結果を公表

 自動車検査独立行政法人は、平成18年からカスタムカーショーにおける不正改造防止の啓発活動並びにカー用品ショップで自動車部品の実態調査に取り組んでいる。
 同法人は、 このたび、平成20年の活動結果を公表した。詳細は以下の通り。



【カスタムカーショーにおける不正改造防止の啓発活動】
  昨年より出展車両数が減少したにも拘わらず、同法人が交付する文書手交数が増加。その要因として、新規出展者の増加が考えられる。
 不適合箇所の内訳は下図のとおり。窓ガラス貼付物に関する不正改造が増加傾向にある。



 

【カー用品ショップで自動車部品の実態調査】
 平成20年7月から10月にかけて、自動車検査法人は、全国各地カー用品ショップ9店舗に延べ57名の自動車検査官を派遣し、陳列されている自動車部品やカー用品の基準適合性について調査を実施した。
  特に「車検対応品」等の表示がされている部品を重点に行った結果、明らかに基準に適合していない自動車部品の販売は行われていなかったものの、取付位置や取付方法によっては基準に適合しなくなるおそれのある部品が全体で100件(下図参照)も見受けられた。



 自動車検査法人は、この調査啓発活動の結果をふまえ、「健全な車社会の実現を目指し、今後もカスタムカーショーにおける不正改造防止の啓発活動並びにカー用品ショップの実態調査に取り組み、社会から迷惑車両を排除し、交通社会の秩序維持に努める」としている。

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