国土交通省は、警察庁及び自動車検査独立行政法人と連携し、平成18年12月31日から平成19年1月1日の年末年始に「初日の出暴走」の不正改造車に対する特別街頭検査を実施した。
その結果、35台の車両を検査し、着色フィルム、回転部分の突出、マフラーの取り外し等の不正改造がされていた15台に対して整備命令書を交付し、改善措置を命じた。
なお、この特別街頭検査には、運輸局及び自動車検査独立行政法人から自動車検査官計90名が出動した。
特別街頭検査実施期間
平成18年12月31日から平成19年1月1日早朝(2日間)
検査車両数 総計35台
(内訳) 四輪車 35台 二輪車 0台
整備命令書交付件数 総数 15件 (交付割合 42.9%)
整備命令書交付における保安基準不適合箇所の主なもの(重複箇所有り)
着色フィルム等の保安装置関係 10件
回転部分の突出等の車枠・車体関係 10件
マフラーの取り外し等の騒音・排ガス関係 7件
特別街頭検査実施場所(1都8県 11か所)
中央自動車道 八王子料金所(東京)、河口湖IC(山梨)、諏訪IC(長野)
東名高速道 東京バリア(神奈川)、御殿場IC(静岡)
東北自動車道 浦和料金所(埼玉)
常磐自動車道 三郷料金所(埼玉)
東関東自動車道 習志野バリア(千葉)
京葉道 船橋バリア(千葉)
一般道路 国道17号線新町検問所(群馬)、大洗海岸(茨城)
自動車検査官の総出動員数 90名
関東・北陸信越・中部各運輸局の自動車検査官 41名
自動車検査独立行政法人関東・北陸信越・中部各検査部の自動車検査官 49名
■特別街頭検査実施場所