JAFは、平成21年8月8日から16日までの夏期繁忙期間(9日間)に全国で実施したロードサービス状況をまとめた。
それによると、路上故障車救援などの実施件数は8万1,541件で、前年同期に比べて2,984件減少し、過去7年間では最も少ない実施件数となった。
道路別では、一般道路は7万6,127件(前年比3,433件減)、高速道路は5,414件(同449件増、8.6ポイント増)であった。
救援内容別では、「過放電バッテリー(バッテリー上がり)」が最も多く、2万5,996件(構成比31.01%)、次いで「キー閉じ込み」が1万50件(同11.99%)、以下「タイヤのパンク(バースト、エアー圧不足含む)」、「落輪」の順となった。
二輪車の救援内容では、「過放電バッテリー(バッテリー上がり)」が最も多く、360件(構成比15.75%)、以下「タイヤのパンク(バースト、エアー圧不足含む)」277件(構成比12.12%)、「燃料切れ」「キー閉じ込み(シート下トランク、サイドボックス等)」などとなった。
JAFでは、高速道路でのトラブルが増加したことから、ホームページ等を通じて、「燃料」や「タイヤの空気圧」のチェックなど、日常点検を実施するよう自動車ユーザーに呼び掛けることにしている。
【資料】
■平成21年度夏期繁忙期間JAFロードサービス救援内容TOP10
■平成21年度夏期繁忙期間JAFロードサービス実施件数