~不正改造車など1,134台に整備命令を発令~
国土交通省では、6月の「不正改造車を排除する運動」の強化月間中に、警察、自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会などの協力を得て、不正改造車の摘発と自動車ユーザーへの啓発に重点を置いた街頭検査を、昨年度より拡充して全国で172回実施し、16,745台について検査を行った。
その結果、約13.2%の2,212台に保安基準不適合箇所などがあったことから、自動車ユーザーに対し改善の指導を行った。このうち、窓ガラスへの着色フィルムの貼付、灯光色違いの灯火器の取付けなどの不正な改造が行われていた車両698台、整備不良のために基準に不適合な車両436台については、整備命令書を交付し、必要な整備を命じた。
■主な整備命令交付台数は、以下のとおり。
着色フィルム等の貼付 | 331台 |
不適切な灯火器 | 126台 |
基準不適合マフラーの装着 | 57台 |
黒煙基準超過 | 50台 |
さし枠の取付け | 6台 |
(1台の車両に保安基準不適合箇所が複数ある場合は重複して計上)