国民生活センターはユーザーからの依頼を受け、乗用車用アルミホイール着用による収れん火災発生の調査を行った。
その結果、ディスク面が凹面鏡のように窪んでいるアルミホイールは、太陽光を反射する収れん作用により、近くに置かれた可燃物が発火する危険性があることが分かった。
同センターでは「凹面鏡のようにディスク面の反りが大きく光を反射するメッキ処理のホイールは、最悪の場合収れん火災が発生する可能性がある」「 収れんの可能性のあるホイールを装着した場合、車両の周辺には可燃物を置かないようにする」ことを消費者に注意喚起するとともに、業界に対して改善を要望するとしている。
国民生活センターが行った、メッキホイールによる収れん火災実験の様子。
新聞紙が焦げたり、ゴミ袋が発火している。
【関連リンク】
■ アルミホイールによる収れん火災に注意!-メッキ処理された凹面鏡のようなホイールについて-(国民生活センターリンク)