1.実施内容 (1)日整連 (1)低年式車両の車両故障を未然に防ぎ、安全性を確保する上で最も重要になることは、定期点検整備の実施と消耗部品及び劣化部品の状態を点検し、必要な場合は適時交換することであり、そのために自動車ユーザーへの消耗・劣化部品の「交換の必要性」を説明するための資料「故障予防のために定期的な部品交換を!」を作成し、ユーザーに直接説明する立場である整備事業者に各振興会を通じて無料配布する。 (2)(4)その他トヨタ自動車における啓発活動が系列販売店で展開されるに当たり、専業者の顧客であるトヨタユーザーにも同様の啓発を行う必要から、トヨタ自動車に要請し、当該啓発資料「クルマのトラブル防止アドバイスブック:参考4)」を各振興会を通じて、整備事業場(ディーラーを除く)に配布する。 (2)各振興会 (1)自動車点検整備推進運動のイベント等において、消耗・劣化部品ユーザー説明資料「故障予防のために定期的な部品交換を!」及びトヨタ自動車作成啓発資料「クルマのトラブル防止アドバイスブック」を掲示する等して、自動車ユーザーへ消耗・劣化部品の「交換の必要性」をユーザーに周知する。 (2)消耗・劣化部品ユーザー説明資料「故障予防のために定期的な部品交換を!」を全整備事業場に、また、トヨタ自動車作成啓発資料「クルマのトラブル防止アドバイスブック」をディーラーを除く整備事業場に配布する。 (3)整備事業者 自動車点検整備推進強化月間(9月・10月)を重点的に、定期点検等で入庫したユーザー(特に低年式車両を使用するユーザー)を対象として、消耗・劣化部品ユーザー説明資料「故障予防のために定期的な部品交換を!」及びトヨタ自動車作成啓発資料「クルマのトラブル防止アドバイスブック」を活用し、消耗・劣化部品について説明し、交換の必要性及び重要性の周知を図る。 (4)その他 トヨタ自動車における啓発活動 (1)低年式車両(10年経過以降の車両)の安全確保等について、系列販売店を通じてトヨタ車ユーザーに、長期使用による部品等の摩耗・劣化とその発見のための点検・整備の重要性について、ダイレクトメールを送付。 (2)新聞(参考5)及び雑誌等に長期使用による部品等の摩耗・劣化とその発見のための点検・整備の重要性を喚起する広告を掲載する。 ・掲載新聞 9月18日(木) 日経 9月19日(金) 朝日、毎日、読売、産経、中日、北海道、 ・雑誌 9月29日(月) 週刊ポスト、週刊現代 9月30日(火) 週刊朝日、週刊女性 (3)長期使用による部品等の摩耗・劣化とその発見のための点検整備の重要性を掲載した「クルマのトラブル防止アドバイスブック」を作成し、トヨタ車ユーザーに提供し、注意を喚起するとともに、点検・整備の重要性を周知する。 また、専業工場の顧客の多くが、トヨタ車を保有していることから、専業工場においてもトヨタディーラーと同等の点検・整備啓発活動が行えるよう、啓発資料「クルマのトラブル防止アドバイスブック」を日整連に提供する。 2.スケジュール (1)実施期間 平成20年10月~平成21年8月までの約1年間 ただし、自動車ユーザーへの啓発活動については、引き続き実施する。 (2)啓発用資料の作成部数等 ◎消耗・劣化部品ユーザー説明資料「故障予防のために定期的な部品交換を!」 |