●自動車の排出ガスを低減させる効果のある点検整備の励行について、積極的に都民広報を ●指定自動車整備事業者(民間車検場)に対する「固定資産税」の減免措置を ●軽自動車納税事務オンライン化を早急に ●商品自動車にかかる自動車保管場所証明の省略を ●練馬地区に軽自動車の検査施設設置を ●都内における二輪車駐車場の整備を |
平成20年9月4日(木)、東京都議会自民党主催による「平成21年度東京都予算等に対する要望」のヒアリングが都議会自民党会議室(新宿・都議会棟)において開催された。
当日は自民党所属の都議会議員が多数出席するなか、坂本会長理事長、谷古宇副会長、鈴木副理事長が出席し、東整振都整商としての要望を行った。
今年度にあっては、従来からの要望事項に加え「都内における二輪車駐車場の整備」を新たに加えた6項目を要望した。
はじめに、高島なおき幹事長は「原油の高騰、首都高速の問題、排ガス規制等、皆様方にはあまり良い話はなく、厳しい状況と思っている。何よりも景気対策をしっかりとやり、現場で頑張っていただいている企業の皆様方の流した汗が報われるよう、東京都政を構築していくことが我々の務めだと思っている」と述べた。
今回の要望にあたり、坂本会長理事長より「毎年、点検整備の励行について、積極的に都民広報をしていただくよう要望しているが、当会においては、自動車税の納税確認を無料で行うなど、東京都の納税業務に協力している。毎年、自動車税の納税通知書が自動車ユーザーに送られてくるが、この封筒の裏面で自動車の点検整備の実施について広報していただくようお願いしたい」旨の追加要望を行った。
また、練馬地区に軽自動車車検場を設置する要望については、車検場は軽自動車協会が建設するものだが、候補地を探すお手伝いをしていただきたい。二輪の駐車場の整備については、都会でバイクを止める場所がないのに、駐車禁止で取り締まりが行われている。諸外国では、二輪の駐車施設が整備されている。都会で便利な二輪車が、駐車場を利用できるように整備していただきたい」と述べた。
質疑応答で、川井しげお議員より「練馬地区の軽自動車の土地の件は昨年も要望いただき、候補地を斡旋したが、その後の状況がどうなっているか」との質問があり、これに対して「軽自動車検査協会が候補地を確認済である」旨を回答した。また、同議員は「定期点検整備は、環境に貢献するだけではなく、事故防止にも繋がるので、納税のお知らせに、定期点検整備の印刷をすることはできるのではないだろうかと思っている」と述べた。
最後に、三宅茂樹政務調査会長は「只今ご要望いただいた件については、都議会自民党議員一同が、実現に全力を尽くしていきたい」と述べた。
■平成21年度東京都予算等に関する要望書