警視庁より当会に対し、二輪車交通事故防止対策強化についての依頼があった。
この協力依頼は、平成20年6月29日から7月8日までの間に、警視庁管内で7件7名の二輪車(自動二輪・原付)が関与する交通死亡事故が発生していることを受けたもので、同庁は、「二輪車交通死亡事故に歯止めをかけることを目的として、交通安全情報の発信、交通指導・取締りをはじめとした街頭活動等を強化する」としている。
○ヘルメットの正しい着装(あご紐の確実な結束) (二輪車死亡事故の約半数でヘルメットが脱落している現状について) ○胸部プロテクターの着用 (二輪運転者の致命傷となった部位の約3割が胸部である現状について) ○二輪車の速度抑制と交差点での安全確認 (速度抑制と右折四輪車に対する注意について) ○四輪車の交差点での安全確認 (右折時における直進二輪車に対する注意について) ○四輪車の進路変更時等の安全確認 (進路変更、Uターン時の後方から進行する二輪車に対する注意について) |
事故態様は、単独事故、交差点における右直事故・出会い頭事故等多様だが、発生は週末に集中しており、ヘルメットの脱落者全員(3人)が頭部を致命傷として亡くなっている。
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