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2016/06/24最近の話題

国交省、「トレーラの火災事故防止」に関するビデオを公開

国土交通省は、トレーラのブレーキ引き摺りによる火災事故が過去3年間に82件発生していることを受け、実証実験を行い事故防止に関する注意事項を取りまとめるとともに、ドライバーと整備担当者のための啓発ビデオを制作し、公開しましたのでお知らせします。



トレーラ火災の未然防止に関する注意事項
1. 日常点検を確実に行うこと。特に、スプリング・ブレーキ・チャンバの不良(エア漏れ、戻り不良、内部のスプリングの錆や損傷)及びリレー・エマージェンシ・バルブの不良(ゴミや冬期における水分の凍結等でバルブが詰まることによるピストンの固着)に注意すること。

2.劣化するゴム部品等の定期交換を行うなど、トレーラ製作者の整備要領等に従って、点検整備を確実に行うこと。

3.運行する前には駐車ブレーキが確実に解除されていることを確認すること。
※ トレーラのブレーキの引き摺りは、運転中に感知することが困難であることから、火災の未然防止が重要です。
※ 万が一、火災が発生してしまった際には、速やかに路肩などに停車し、安全な場所に待避の上、被害を最小限とするように努めて下さい。走行中火の手が見えなくても、停車後すぐに発火することがあり、発火した場合には、速やかに消防機関にご連絡ください。

【参考】
啓発ビデオの公開ページ(国土交通省自動車局審査・リコール課Youtube公式アカウント)
トレーラのブレーキ引き摺りによる火災にご注意!

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