JAFは、燃料の給油間違いによるトラブルを防止するため、平成19年12月1日~平成20年1月31日の2カ月間、燃料の給油間違いによる救援依頼について全国調査を実施した。
調査結果によると、給油間違いの原因は「ぼんやりしていて」(31件)、「初めてセルフ式スタンドを利用して」(23件)、「いつも乗っている車と同じ燃料と思い込み」(51件)が多かった。また「軽自動車なので軽油を給油」が11件、「安い軽油を給油」も3件あった。
「セルフ式ガソリンスタンド」が増加し、利用者も拡大が予想されるなか、ドライバーのミスユース等によるトラブルは、今後も発生する可能性があることから、JAFでは、給油間違いによるトラブルが、重大事故につながることがないよう、ドライバー・石油販売店・自動車メーカー、それぞれが防止策に取り組む必要があるとしている。
◎ 報告集計結果
期 間 | 平成19年12月1日(土)~平成20年1月31日(木) |
発生件数 | 337件 (期間中総依頼件数 492,393件 構成比 0.06%) |
内 訳 | 給油スタンド別 | セルフスタンド 267件 (79.2%) |
有人スタンド 32件 ( 9.5%) |
給油燃料別 | ガソリン車に軽油を給油 195件 (57.9%) |
ディーゼル車にガソリンを給油 ※ガソリン車に灯油を給油16件 126件 (37.4%) |
男女別 | 男性 248件 (73.4%) |
女性 57件 (16.9%) |
処理内容別 | 工場等への搬送 310件 (92.0%) |
その他 27件 ( 8.0%) |
県別結果についてはこちらをご参照ください。(PDF:95KB)
※( )内の構成比は337件に対するもの。、一部不明件数があるため、合計は100%となっていない。