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2007/11/19最近の話題

JAFと警察庁、シートベルト着用状況全国調査

 ドライバーの着用率は95.0%、後部座席同乗者は8.8%

 JAFと警察庁は合同で、平成19年10月1日(月)~10月16日(火)の間、自家用乗用車等の利用者を対象に、「シートベルト着用状況全国調査」を実施した。
 この調査は、全国の一般道780ヵ所(運転者が302,851人、助手席同乗者が52,883人、後席同乗者が55,409人)、高速道等105ヵ所(運転者が55,283人、助手席同乗者が19,619人、後席同乗者が13,430人)の計885ヵ所で実施。
 その結果によると、後部座席におけるシートベルト着用率は、高速道等では13.5%(前年12.7%)と前年より0.8ポイントの向上し、一般道でも8.8%(前年7.5%)と前年を1.3ポイント向上した。一方、一般道における運転者の着用率は95.0%(前年93.8%)、高速道等では98.5%(前年98.2%)と、いずれも高いが、後部座席の着用率は、依然として低い結果となっている。(助手席同乗者の着用率は、添付資料参照)

 交通事故が発生した際、シートベルトの有効性は明らかであり、警察庁の事故データにおいても、後部座席同乗者のシートベルト非着用時の致死率は、着用時に比べて約4倍になることが報告されていることから、JAFにおいては、車内の安全を確保するために、車載型のシートベルト効果体験装置の活用や、リーフレット「乗ったら締める、後席でもシートベルト」の配布、JAFホームページによる後席シートベルト衝突実験映像の掲示、映像のダウンロード等による全席シートベルト着用の啓発活動を行うこととしている。


  ■ シートベルト着用状況全国調査結果概要(PDFファイル141KB)
  ■ 都道府県別シートベルト着用状況調査結果(PDFファイル117KB)
  ■ 「シートベルト着用状況全国調査(2007年)」の詳細報告書(PDFファイル515KB)

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