国土交通省では、平成29年度「不正改造車を排除する運動」について、本年6月の強化月間における街頭検査の実施結果を公表した。
同運動は騒音の原因となる違法マフラーを装着した車両など悪質な不正改造車を排除するため、毎年関係団体等と連携し実施しているものであり、強化月間においては街頭検査を延べ325回実施し、22,936台の車両について検査を実施した結果、307台の車両に対し整備命令等が発令された。
同省では今後とも関係機関と協力し、不正改造車の排除を積極的に推進していくとしている。
平成29年度「不正改造車を排除する運動」強化月間における街頭検査の実施結果
1.強化月間中の街頭検査実施実績
・実施回数:325回
・検査車両台数:22,936台(うち二輪自動車及び原動機付自転車283台)
2.確認された主な基準不適合
車検切れ(台)・基準不適合(件) |
車検切れ |
11台 |
車体・車枠(回転部分のはみ出し等) |
212件 |
電気・灯火類(点滅灯火等違法な灯火器の使用等)
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278件 |
騒音・排ガス(基準不適合マフラーの装着等) |
87件 |
保安装置(着色フィルムの貼付等) |
220件 |
3.整備命令等の発令
307台(うち二輪自動車及び原動機付自転車44台)
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【参考】
平成29年度「不正改造車を排除する運動」強化月間における街頭検査の実施結果